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ここは王国のとある街、『レッシュ』。
「花ーっ!大変よー!」
「どうしたの、千依ちゃん?!」
「王様から私たち4人に呼び出しがかかったの。とにかく来て!」
「葉月ー!小町ーっ!」
「花ちゃんを連れてきたのね!」
「はぁ…はぁ…みんな、久しぶり!!」
「本当に久しぶりね…。こうして4人がそろうのは。」
「でも今は再会を喜んでいる場合じゃないよ。行きましょう!」
千依、花、葉月、小町の4人は王宮の兵隊に連れられて歩いて行った。
「王様、4人をお連れしました。」
「ご苦労であった。下がってよいぞ。」
「は!」
王はゆっくりと深呼吸をして、話し始めた。
「…さて、君たちをここへ呼んだのは他でもない、『ルイマス』を取り返してほしいのじゃ。」
「ル、ル、ルイマスって、1000年前にこの宮殿から盗まれたと言われている、国宝『ルイマス』のことですか!!?」
千依が驚愕の表情を浮かべる。
「いかにも。国を救うために必要なのじゃ。……今この国は崩壊へと進んでおる。このままではノストロアは滅んでしまう。」
「どうして私たち4人なんですか?」
花が怪訝そうに言う。
「神のご啓示があったのじゃ。王国を救う救世主は、C、『cachet』、H、『halo』、H、『hagiology』、K『karma』の4つの文字を頭文字に持つ少女たちだとな。君たちは小さい頃から仲がよいであろう?これは偶然ではないと思ったのじゃ。」
「では、私たちは一体どうすればいいですか?」
千依は困惑したように言う。
「神の仰せは、『楽しむこともまた一興』ということであった。」
「それだけですか?」
「そうじゃ。」
「一体どういうことかしら…」
葉月は腕を組んで考え込んでいる様子だ。
小町も同様に、
「何を暗示しているのかしら…」
「まあまあ、考えていても仕方ない。ほれ、これが地図じゃ。」
王はボロボロになったいかにも宝の地図というような紙切れを差し出した。
「君たちが目指すのはここ、『ウェイビッシュ』。」
そう言って地図ではノストロアと正反対に位置する国を指し示した。
「この国の国王『ドレイク』が、ルイマスを隠し持っているようじゃ。」
「行こう、みんな!」
「千依…」
千依は決意に満ちた表情をしていた。
「私たち、神さまに選ばれたんだよ?!私たちを信用してくれてるんだよ?!」
そして、いつになく真剣だった。
「そうじゃ、その心意気が大事じゃ!」
「わたしは、千依ちゃんについていく…!」
「小町まで…」
「うんっ!あたしもだよっ!」
そうして、葉月はくすっと笑った。
「私だけ逃げるわけにはいかないものね。」
「決まりね!」
「待ちなさい、これを渡しておこう。」
「これは…?」
千依が受け取ったのは、軽くて小さな木箱だった。
「困ったことがあったらこれを開けなさい。きっと君たちの救いになるだろう。」
「ありがとうございます、王様。」
「行くか…。」
「出発っ!」
4人が門の外に出ると、大勢の人々が王宮を取り囲んでいた。
「これは…」
人々は大歓声を上げていた。
「すごい…!私たちのために…?」
「ふふっ。相当期待されてるみたいね。」
「いってきまーす!」
4人の少女たちは、照りつける太陽の下、清々しい表情をしながら、並木道へと足を踏み出した。
「花ーっ!大変よー!」
「どうしたの、千依ちゃん?!」
「王様から私たち4人に呼び出しがかかったの。とにかく来て!」
「葉月ー!小町ーっ!」
「花ちゃんを連れてきたのね!」
「はぁ…はぁ…みんな、久しぶり!!」
「本当に久しぶりね…。こうして4人がそろうのは。」
「でも今は再会を喜んでいる場合じゃないよ。行きましょう!」
千依、花、葉月、小町の4人は王宮の兵隊に連れられて歩いて行った。
「王様、4人をお連れしました。」
「ご苦労であった。下がってよいぞ。」
「は!」
王はゆっくりと深呼吸をして、話し始めた。
「…さて、君たちをここへ呼んだのは他でもない、『ルイマス』を取り返してほしいのじゃ。」
「ル、ル、ルイマスって、1000年前にこの宮殿から盗まれたと言われている、国宝『ルイマス』のことですか!!?」
千依が驚愕の表情を浮かべる。
「いかにも。国を救うために必要なのじゃ。……今この国は崩壊へと進んでおる。このままではノストロアは滅んでしまう。」
「どうして私たち4人なんですか?」
花が怪訝そうに言う。
「神のご啓示があったのじゃ。王国を救う救世主は、C、『cachet』、H、『halo』、H、『hagiology』、K『karma』の4つの文字を頭文字に持つ少女たちだとな。君たちは小さい頃から仲がよいであろう?これは偶然ではないと思ったのじゃ。」
「では、私たちは一体どうすればいいですか?」
千依は困惑したように言う。
「神の仰せは、『楽しむこともまた一興』ということであった。」
「それだけですか?」
「そうじゃ。」
「一体どういうことかしら…」
葉月は腕を組んで考え込んでいる様子だ。
小町も同様に、
「何を暗示しているのかしら…」
「まあまあ、考えていても仕方ない。ほれ、これが地図じゃ。」
王はボロボロになったいかにも宝の地図というような紙切れを差し出した。
「君たちが目指すのはここ、『ウェイビッシュ』。」
そう言って地図ではノストロアと正反対に位置する国を指し示した。
「この国の国王『ドレイク』が、ルイマスを隠し持っているようじゃ。」
「行こう、みんな!」
「千依…」
千依は決意に満ちた表情をしていた。
「私たち、神さまに選ばれたんだよ?!私たちを信用してくれてるんだよ?!」
そして、いつになく真剣だった。
「そうじゃ、その心意気が大事じゃ!」
「わたしは、千依ちゃんについていく…!」
「小町まで…」
「うんっ!あたしもだよっ!」
そうして、葉月はくすっと笑った。
「私だけ逃げるわけにはいかないものね。」
「決まりね!」
「待ちなさい、これを渡しておこう。」
「これは…?」
千依が受け取ったのは、軽くて小さな木箱だった。
「困ったことがあったらこれを開けなさい。きっと君たちの救いになるだろう。」
「ありがとうございます、王様。」
「行くか…。」
「出発っ!」
4人が門の外に出ると、大勢の人々が王宮を取り囲んでいた。
「これは…」
人々は大歓声を上げていた。
「すごい…!私たちのために…?」
「ふふっ。相当期待されてるみたいね。」
「いってきまーす!」
4人の少女たちは、照りつける太陽の下、清々しい表情をしながら、並木道へと足を踏み出した。
遥か昔、王国『ノストロア』から、国宝『ルイマス』が何者かによって盗まれた。
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1000年後、ルイマスを取り戻すべく4人の少女が旅に出る。
彼女たちの前に立ちはだかる関門『スイツァリング』。
スイーツの知識が試されるという。
そして学園に隠された謎とは…?
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1000年後、ルイマスを取り戻すべく4人の少女が旅に出る。
彼女たちの前に立ちはだかる関門『スイツァリング』。
スイーツの知識が試されるという。
そして学園に隠された謎とは…?