こんにちは!!
Pitch Design Kagawaの六車です⚾️
今回はバットスイングトレーニングが
球速に及ぼす効果についての研究内容を
分かりやすく解説したいと思います☝️
今回の研究での対象者は大学野球選手の投手20名。
測定方法として、トレーニング前後での球速を測定。
介入方法としては、トレーニング用バット(1150g)
を用いて毎日50回、2週間スイングを実施した。
※右投手は右打ちで、左投手は左打ちで行った。
結果として、2週間のバットスイングトレーニングに
よって球速、腕の振りの速度において有意な向上が
認められバットスイングトレーニングによって
球速が向上することが示唆された。(表1)
バットスイング速度に及ぼす体幹筋については
腹斜筋および脊柱起立筋の筋体積が体幹部の
回旋動作に寄与していることが明らかにされている。
(土金、2017)
一方で、内腹斜筋が球速との有意な相関があること
が明らかにされている。(長谷川、小野、2012)
これらの先行研究も踏まえて考察すると
重いトレーニングバットによるスイング動作
によって球速に関与する体幹の回旋動作に
働く筋群に対して、効果が見られたと考えられる。
スイング動作は投球動作に関係ないと思っていましたが、体幹回旋動作という観点から見ると全く関係がないと言えず、むしろバットスイング動作のトレーニングによって、体幹回旋動作が速くなり投球における回旋動作に好影響を与える可能性があるのが、今回の研究でわかりました⚾️
投手もバットスイングをやる価値はありそうですね👍
参考文献
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900121704/S09138137-43-P046.pdf
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