20年くらい前に手に入れたライカⅢA、Summar 5㎝とのセットで5.5万円でした。

偶然この付属していたレンズが何やら珍品レンズだそうで、トロッペンズマールと呼ばれる熱帯地方向けに供給された希少なレンズでした。

 

【トロッペンズマール】

熱帯地方向けに供給されたレンズでライツによる後コーティングが施されています。通常ズマールは4群6枚構成ですが、トロッペンズマールには前玉にもう一枚レンズが追加され、4群7枚構成となっており、通常のズマールより鏡胴がやや長く、また前玉の硝材が異なるようで、通常のズマールと比べ前玉の傷が少ない個体が多いのが特徴です。

 

 

 

 

一般にSummarの写りはと言うと、もともと酷評を受けたレンズでピントは甘いし、俗に言う2線ボケ、けして褒められる玉ではありませんが、トロッペンズマール呼ばれるレンズはとにかく数がすくなく100万円の値が付く個体もあるとか ・・・・・

ビックリ仰天!でした。

 

 

以前にⅢAに取り付けてのフイルム撮影画像です