PENTAX KM は 1975年 6月 1日に旭光学工業 （現 ペンタックス株式会社） が K シリーズの発売を開始した際に K2、KX とともにラインナップされた中でも一番ベーシックなカメラ、新設計された K2 とは異なり、変更点はスクリューマウントの SPF を K マウント化したといった程度で、受光素子も CdS のまま、またプリズムの銀蒸着もなされていません。そのためK2、KXに比べて中古価格も安いようです。
このカメラ、１０月の初めにヤフオクで１８００円（ボディのみ）で落札、細かなスレキズ等がありますが動作に問題なし、安い買い物でした。
レンズはTEFNONの35-70ｍｍｆ2.5-3.5 マクロ付き、東京大田区蒲田の多摩川沿い（倅の住まいのすぐ近く）に本社のある㈱小堀製作所の製品ですがこの会社は昔から安価なレンズメーカーとして知られていました。生意気に純正志向だった私には社外レンズは縁がありませんでしたが今となっては遊び心をくすぐる興味あるレンズです。ちなみにこのレンズの購入価格はなんと５００円！
庭先のモミジをマクロで撮ってみました。５００円でこれだけ写れば文句なし！
ボディキャップでさえ500円はするもんね（笑）
ボディキャップでさえ500円はするもんね（笑）