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先日行きつけのカメラ屋さんでめずらしいカメラを見つけました。
ニコンF高速モータードライブカメラ、1972年の札幌冬季オリンピックのために開発された毎秒7コマ撮影可能なカメラです。

毎秒7コマの最高速で使う場合は、ミラーアップが必要であり、専用のクリップオンタイプのファインダースコープ(ポロプリズム単眼鏡)を装着します。
そのためにミラーアップのノブが手袋をはめたままでも操作できるように大型の物に変更され、ペンタ部の上にはファインダー取り付け用のシューが装備されています。

その後、1976年のモントリオールオリンピックでは半透明ミラーを使用した更に高速の毎秒9コマのモデルが開発され数々の競技の撮影に威力を発揮しました。


この当時のニコンFは庶民には高嶺の花!
ましてや高速モータードライブなど雲をつかむような話です。

喉から手が出るほど欲しかったのですがじっと我慢の子・・・でした。