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カメラ雑誌の「日本カメラの8月号にこんな記事が載っていました。

「ヴェストリヒト・フォトグラフィカ・オークションに出品されていたライカM8が、240.00フィーロ(約400万円)で落札された。出品されていたM8は通常販売品と同じで量産1号機、ライカCEOの
署名入り証明書付き・・・・」
落札者はロシアのライカコレクターだとか。

ライカ社は7月8日、落札金を国際NGO「国境なき記者団」に寄付をしたそうです。
それから81日後の9月27日、ミャンマーで、若手僧侶らによる民主化デモンストレーションをカメラ映像取材活動していたジャーナリストの長井氏が、ミャンマー政府当局治安部隊に背後から銃殺されたのは記憶に新しい。
そんな生命の危険にさえさらされるジャーナリスト達の支援に役立つのならいい話です。

ロシアのライカコレクターは単にシリアルno3100000のカメラが欲しかったのか・・・
それともNGOに寄付されることを知っての高値落札だったのか・・・?

改めて長井氏のご冥福を祈りたいと思います。
そして呑気にカメラを弄っている自分にも反省です。


ちなみに、昨年の同オークションでは1923年製ライカO型が336.000ユーロ(約5600万)で 落札されていますがこの落札金の行方はいかに・・・・。

※「国境なき記者団」、ジャーナリストやメディア関係者を擁護し支援活動を行っている。