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1988年12月発売のニコンF一桁シリーズ初のAF機F4。

現代の一眼レフカメラに比べると無骨なスタイルをしていますがこれがなかなか使えるカメラです。
何よりも優れているのがレンズマウント、制約はあるものAI以前のレンズから現行のレンズまで使用可能とか・・・・
また、液晶画面も無く、アナログ的な操作はセットの状態が一目で確認できます。
装着のレンズはトキナーの28-70mm f2.8、フードはペンタックスの角型を流用、これまた傑作レンズ、写りはニコン純正に遜色ありません。
AFの精度、スピードは現行機の比ではありませんが富士の撮影、スナップにと活躍してくれました。

このカメラをメインに使っていた当時、子供たちは私学の大学と高校生、私の給料のほとんどが学費と家のローンで消えてしまいました。F4を買うにも三日三晩悩み、女房を口説き落とし、やっとの思いで買ったのを覚えています。もちろん高価な純正の大口径レンズなど買える訳もなくトキナーで我慢です。

秋の夜長
久々に持ち出したカメラ、
ファインダーをのぞけば当時の光景がなつかしく思い出されます。