団塊世代の諸氏には昔一度は見たことがあるカメラではないでしょうか?
QLとはフイルム装着時のクイックローディングの略、パトローネから引き出したフイルムを巻き取り側スプールの赤い印しに合わせて裏蓋を閉めればOK,フイルム装填が大変簡単になりました。
当時、このカメラはかなりの販売台数を誇ったようで現在では玉数も多く、ジャンクコーナーなどでも格安で手に入れることができます。
写真のカメラも行きつけのカメラ屋さんのジャンクコーナーで見つけた一台、シャッターも全速OK,絞りもOK,メーターは・・・・・?
このカメラに使われる水銀電池は現在市販されていないためチェックは不可能、
まぁー、メーターが動かなくてもマニアルで使えるので1000円で購入、立派な皮ケースも付いていました。
早速レストア
先ずは電池の確保、LR44の外径と厚みをあわせるアダプターを製作、プラスチック製の筒状の物で外径を調整、お勝手で使うアルミホイルで厚みを調整して以外と簡単に作ることができました。
カメラに入れてみるとなんとメーターが振れます。示す値も概ねOK,シャッタースピード優先AEで絞りも制御されていそうです。
トップカバーを外して距離計の調整とファインダーを清掃してレストア終了。

早速、カラーフイルムを入れて試し撮り、シャッター優先AEとマニアルで半分づつ撮影、どちらも満足のいく写りでした。めでたし、めでたし!
孫の小遣いより安い1000円のカメラで3日間は楽しめました。
安いオモチャです。


わりと大柄なボディーは手にズッシリときます。当時のレンジファインダーカメラは贅沢な大口径レンズ、SE 45mmf1.7
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当時はカメラは貴重品、ケースも頑強なハードケース、でも速写性にはかけますね
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機関車トーマスで遊ぶ孫です(撮影カメラ キャノネットQL)
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先日の伊香保温泉の旅にも持って行きました(撮影カメラ キャノネットQL)

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我が家で飼っているソウシチョウ、この飼育許可を環境庁からもらうのがたいへんでしたhttp://blogs.yahoo.co.jp/silverwing1723/39653931.html(撮影カメラ キャノネットQL)

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