今まで、彼と再婚したくて頑張ってきた。


最初は、優しくて、物知りで、まじめで、物事を順序だてて説明する、その論理的なところに惹かれた。


けど、付き合っていくうちに、その、最初に好きだった部分が嫌いになっていった。


LINEでは、自分が気に入らないことがあると突然機嫌を悪くして理詰め状態。

最初は、私も、私はこんなつもりで言った、勘違いだよ、と返したら、あぁそうか、と引き戻ったけれど、段々と、私の話は聞いてくれなくなり、私がいくら説明しようとも、あなたは間違っている、自分は正しい、と、私の言う事は受け入れてくれなくなり、主張を曲げない、むしろ押し付けてくるようになった。


一緒にいても、その場の空気や、私の態度から、私の気分や気持ちを察することなく、私がいやいや、別にいいけど、と言うと、いいならよかった〜、と、言葉通り受け取り、嫌なことを繰り返す。


あれ?て思いつつも、今までつきあってきたことのないタイプの人で、こういう人なんだ、と受け入れようと頑張り、1度私が感情的になって怒った時には、僕は感情的な人は嫌いなんです、別れた奥さんもそうだった、と拒否感を持たれたので、まずいと思って、感情コントロールをするために、みたいな本を読んだりして、彼の理想?の人になろうと努力してきた。


けれど、結局は、私が彼に合わせてばかり、彼はそれが当たり前のような感じで、私がどう受け取るかは関係なく、思ったことはいいたい放題、自分は100%正しい、物事は全て論理的に説明するもの、会話よりもLINEの方が証拠が残るから後から議論しやすい、と、ガチガチな感じで、私は段々と、一緒にいるのが窮屈になっていった。


まだ彼が私の話を聞いてくれていた時期、一度なにかでLINEで揉めた時に、私が、トラブルはチャンスと思ってる、揉めた時こそ、ちゃんとお互い話し合って、理解を深め、気遣い合うことで、お互いの関係も深まると思う、といったら、あなたの方が大人だね、これからも相手を気遣って丁寧なLINEしなきゃね、と言ったのに、結局その後彼からのLINEで気遣いを感じることはなかった。


なので私も、彼の不機嫌スイッチを押したくないから、私からはLINEもしなくなった。

私の事を、大事にしてくれてるようには思えなくなった。


そして、友達とふとした会話から気づいたのが、アスペルガー症候群の症状。好きなことにはとことん夢中になる、相手の気持ちが分からずに時にKYに発言してしまう、雰囲気でなく、言葉通り、文字通りに受け取る、そして嗅覚や聴覚が敏感、といったところが、見事に当てはまった。


そして更に調べていくと、そういうパートナーと連れそい、疲れてしまうカサンドラ症候群というのを知り、私はそれに当てはまっているように感じた。


私がまだ独身で、彼との関係を長い目で見れたら、まだやっていけたかもしれない。

でも現状私には子供が3人いて、しかも彼に対して拒否反応気味。


そんな中で、私1人でがんばって、彼にも、子供たちにも気を使いながら生きていくのは、はっきり言って無理。


最終的には、その考えが1番大きくなり、昨日、彼に別れを告げました。

アスペルガー症候群の話もし(実は彼の息子は軽いアスペルガー症候群と言われていて、彼自身も自覚は少しあった)、あなたにこの先ずっと合わせ続けるのはしんどい。あなたは自分中心すぎて、私のこと大事にしてくれてるように思えない。

他にも、場面場面でつらかったし、話を受け入れてくれないのが悲しかった、と。


彼は最初黙って聞いてたけど、その後話した内容としては、

・人間には、彼みたいな論理的に生きる民族と、私みたいな感情的に生きる民族がいて、相容れないからしかたない

・最初に性格判断やってもらった時に、合わないタイプだとは分かっていた

・そういう民族がいることを、あなたは認められないかもしれないけど、一定数いることはわかって欲しい

・最初は彼も結婚したい、だったけど、いざするとなるといろいろなハードルを超えなきゃならなかったので、別れればそれをしなくてすむから、重荷がなくなって気が楽だ

・私が彼を嫌いになった内容が、元奥さんが言っていたのと全く同じ。やっぱり自分は結婚に向いてないんだなぁ

・元奥さんと離婚した時も、その後も、もちろん今も、自分が間違っているとは思っていない。自分は100%正しいと思っている



…別れて正解だと思った。

論理的な思考と、感情的な思考の間の、中間的なものは認めない、元奥さんと別れたのも、自分には否がないと思ってる、結婚に向いてない、という逃げの考え、結局めんどくさいことは嫌い、努力は嫌い、だいぶ偏った自己中心的な考え。


ある意味、反面教師な彼でした。

こういう人も世の中いるんだな、と思いつつ、こういう人にはなりたくないな、と。



なんだか短い付き合いの中で、いろいろあったけど、勉強になる一時でした。



ブログも、途中経過までしか書けなかったけど、読んでいただいた方々、ありがとうございました。


これからは気ままに、次のステージに向かって、思うこと書いていこうと思います。



さっさと次みつけよ。笑笑