この文章を読もうと思った貴方は、恐らく繊細な方なのでしょう。

今から書く文章は、自分が繊細であることを誇示する為でも、繊細さんに対して提示する解決策でもありません。

自分が日々生きる上で疑問に思うこと、感じることを書いていこうと思います。

こんな人も居るんだなと、自分だけじゃ無いんだなと、ほっと出来る人が居れば良いなと思います。




かく言う私は、俗に言う「繊細さん」だと思われるのですが、最近はそういう人が一定数居ることを受け入れられやすい風潮になって来ましたね。


それでも、良くないイメージを持つ人も居るかと思います。「めんどくさい」とか「言い訳だ」とか言う意見も聞いたことがあります。


確かに、繊細が故にしんどくなり、人に負担をかける場合もあります。


例えば、相手の気持ちを考えすぎて自分を無下にしてしまうとか。

もう少し詳しく言うと、私の場合だと人を怒らせてしまった際や、嫌なことを言われた際に言い返す事が出来なくなります。(大前提怒らせるようなことをした私には非があるので謝ることは必須だとしても、相手にも矛盾がある場合がほとんどだと思うのです。そこは言い返さなくてはならない部分だと思います。)

どれだけ酷い事を言われても。「言い返すことは自分を守る為なんだ」と思えないのです。

相手が怒りを顕にしているということは、何か、その人の中には悲しみとか苦しみがあって、もう傷つくのが怖いので、怒りという形で自分を守っているのです。

その傷ついて守りの形態に入っている人に更に言い返すということは、相手に「自分は受け入れて貰えないんだ」と深い傷を与えることになるかと思います。

そう考えると、言い返す事など到底難しいことのように思えてしまうのです。

そしてひたすら謝り倒すマシーンになります、、笑

その態度がまた相手を傷つけるんでしょうが。

そして後で(自分の場合は2、3日後になります)、自分が傷つけられた事に気がついて、ふつふつと怒りが湧いてきて言い返したくなるのですが、その頃には相手はケロッと忘れてしまっているので(相手も繊細な人だった際にはそうもいかないと思いますが)、何も言えずじまいになると言うのがいつものパターンです。


あくまで私の場合ですが。相手を傷つけないかどうかを考えすぎてしまって、結局自分がぼろぼろになります。


こういうこと、皆様はありますか。人を傷つける代償に、自分を守ってもいいと思いますか?


まず、人とぶつかる事が無いような人格の持ち主になりたいとは思いますが、、^^;


意見をぶつけ合う事は時にはお互いの関係を深くする為に必要ですが、感情をぶつけ合うことは、互いに依存している関係でしか起こらないことなのかも知れませんね。




繊細であることは、1つの個性だと思います。

空を見て、青さに感動して、自分が生きている事を実感する。虫も木も花も生きているんだと、感じられることに幸せを感じる。

こういう感性を全員が持てるわけじゃない。


自分には価値があるんだと頭に刷り込んで下さい。

大丈夫。貴方は1人じゃない。

空も木も草も花も、全て貴方の味方です。

自分を大事にしつつ、相手も尊重してあげて下さい。