天花のブログ

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命への責任を考えさせられるブログを拝見した。

命への責任ってなんだろう?どうするのが正しいのだろう?
うちにきた保護っ子は人間大好きだけどヤキモチ焼きで自分以外のワンコは敵という気性が荒い子だった。
我が家に来て数ヶ月は普通にフリーで先住犬と居た。適度な距離感で。

でも慣れてきて、ここは自分の家〜ってなってヤキモチ焼きという本性丸出しになり、先住犬を襲うようになっちゃった。
先住犬がオドオドするようになった。目を離したら襲うから目を離せなかった。

どんなに、叱っても、優しくなだめても、襲おうとしたらゲージに入れるを繰り返しても彼女は先住犬を襲う。

小型犬同士だから、そこまで酷くないと思うかもだけど、、、血がプシューッて流血事件になった時には、私もパニックになった。とっさに止めに入り腕を本噛みされながら先住犬抱え上げたら、先住犬耳にかぶりついてた。
その日から彼女は、ゲージで眠るようになった。毎晩寝る時にゲージに入れるのも罪悪感だった。

でも先住犬を、これ以上危険にさらせない。

彼女を手離すことも考えてなかったけど、家庭環境も変わり、たまたま良い縁が繋がり、我が家に居るより幸せになれるという確信のもと彼女を里親に託した。


我が家では気性が荒い子になってしまったけど、里親宅では恐ろしく利口になってる。毎晩里親の娘っ子と寝てる。まるで人間のように枕も使って隣で寝てる。幸せになれた彼女。

里親に託したことを周りは正解だった、良かったと言ってくれる。
でも正解なのかな?
私の中では彼女に対する罪悪感しかない。幸せになれて良かったという思いも確かにあるけど、、、自分の手で幸せに出来なかったことが悔やまれる。
ごめんね、、、ごめんね、、、と思う。

命への責任。ただ生きてたらいいわけでもない。ただ幸せになれたからいいわけでもない。ただ看取ればいいわけでもない。
とても難しい命への責任。

愛しいと思った真実。
手離した真実。

のびのびとホッとして甘えてくる先住犬。この子にもビクビク辛い思いさせたよね。

動物は喧嘩はする。でも責めたりしない。人間だけが責めたり責められたりする。

でも動物を救える力があるのも人に手を差出せるのも人間。

難しく永遠のテーマ。

そして悲しく難しい責任