越えてきた先輩のスゴさ。

大学生時代は年上の方と話しても、本気で相談して有り難いと思うようなことはなかった。

大変なんだなぁと同情するか、我が道を行く姿や実績に尊敬するか、しょうもないのに口うるさいなぁとか…そんな感想だった。
自分には分からない世界だったんだろうな。


だけど、３０歳を越えてきた女子はやっぱり強い！と思った。
渋い経験や、焦る葛藤を乗り越えてきているというのはやっぱりすごいことだなぁ。

女の若さという武器が通用しなくなり、実力と本質的な人間性のみで戦って行かなければならなくなる３０代を、地に足つけて生きている姿はカッコイイ。

人に尊敬されるような自分の道を見つけた人はもちろん素敵だと分かりやすいけど、

たとえ派手な仕事をしていなくても、粛々と耐え、淡々と業務をこなし、ストレスに揉まれながらも受け入れてやっている姿。
それもすごくカッコイイし素敵だなと思う。

そして３０歳を迎える葛藤や焦りに対してもすごく温かく見てくれて、何とか力になってくれようとする。

私もそんな風に強く優しい女になりたい。
もちろん分かりやすい素敵さも欲しいけれど、もし叶わなくてもせめて人間的に渋くて強い３０代を築きたいな。

今何が出来る？

私には今何もない。
人からすごいねと言って貰えるような分かりやすい実績が。
大手企業に勤めた経験やパソコンスキルもなければ、簿記や美容師などの資格もない。

継続してきたことが実り始めている同期達を見て、うらやましく思う。

体を壊してさえなければ、もっと活動できたはず。
人脈もスキルも広げて、自分の仕事だといえるものへの準備もできただろう。

だけど、３０歳を目前にして
もはや準備の時間さえない。
もう飛び込まなければならない時間だ。
自分の道を決定付ける、仕事を選ぶ最後のチャンス。

今まで就職したことのない、しかもバツイチの私だけど、ちゃんと人生を努力して生きたい。

一つのことを、苦しみを乗り越えながら追求し、社会に貢献出来る人になりたい。

こうなってしまったのは、自分の責任。だけど今まで真面目に精一杯を尽くして生きてきた。
他の人に比べて私はサボってきたのだろうか？
自分が気づいていないだけ？

自分はより良くなれるのか？という実験。

ある意味自分を知るためのブログ。

自分のためのブログ。

人に向けて書いてばかりじゃなくて、

修行のために書く。

果たして自分は明るいのか暗いのか？

自分と会話すればストレス耐性は上がるのか？

性格の悪さも良さも、ひっくるめて自分を掴むことに近づく。

まず自分が自分を知り、

未来を選ぶ過程を記して、後で検証したいためのブログ。

果たして、人は人生をやり直せるのか？

自分で切り拓くとか、本当に可能なのか？

信じているからやってみる。