長い長い4週間弱を乗り越え、再び会える日が来てホテルに会いに行く。
今度は私一人で。

すると、彼はもう私を抱きたくて仕方なかったようでかなり強引に押し倒される。
完全にスイッチが入ってしまってるようで、そういうつもりじゃなかった私は軽く引いてしまうぐらいの勢いだった。

流されそうになったが、夫に内緒で彼に抱かれる訳にはいかない、抱かれるなら夫の許可が必要だ…と、何故かそういう強い気持ちが強くあったので何とか踏みとどまることができた。

その日別れた後、なんか困ったなぁ…という気持ちだった。
会いたいし、温熱療法もしてあげたいけど会うのが怖い。
性的関係を持つつもりはなかったのに、次は拒む自信がなかった。

彼にメールする。
今日はびっくりしたこと、会いたいけど会うのが怖いことを伝えると、じゃあ会うのやめておこうかと返事が来て、そう言われると途端に淋しさが押し寄せる。

今日の出来事は夫に罪悪感が出るレベルだった。
でも、彼の強引なアプローチの余韻があまりにも凄くて、彼の欲に引っ張られてる感じで私の気持ちも引き出され過ぎて、もうこれはやっぱり何がなんでも夫に許可をもらうしかないという気持ちになった。

夫と私の歴史を思った時に、夫は許可を出さざるを得ないという確信もあった。

彼の気持ちも私の気持ちももう収まりがつかない所に来てしまった感じだった。

次の日の朝、覚悟を決めて夫と色々話をし、とうとう許可をもらう。
いくら感受性が鈍い夫でも、そう簡単に許可を出したわけではないことぐらいわかっているので、未来に対する怖さも出る。

でももう私の気持ちも走り始めてしまったので早速彼にメールすると、今日は時間ないから明日と言われてしまう。