こんにちは。


今回は後編です。

現在、30代半ばに差し掛かり、女性としてのタイムリミットが近づくなか、
「子供がほしいと思えない」という悩みを抱えています。


なぜなのか、その理由を自分なりに考察してみました。


1 子育てにも向き不向きがあると思っている

2 一人の人間の人生を背負う覚悟がない

3 結婚している・子供がいる=しあわせとは限らない


1については、人それぞれ職業に「適職」があるように、「親」というポジションにも
向き不向きがあると考えています。

わたしは自分の時間をのんびり楽しむことが好きで、騒がしい環境は苦手です。
協調性も高くありません。
正直、人間の子供よりも子犬のお世話のほうが数倍興味があります(笑)
産んでみたら変わるのかもしれませんが、いまのところ現在の自分に適正を見いだせていません。


2については、親との軋轢を抱えていきていた過去が影響しています。

父親は毒親、モラハラでした。そんな父を見過ごしていた母もまた、毒親といえるのかもしれません。
長年、親を選べずに生まれてくることに対して、悶々とした気持ちを抱えていました。

そして、「親になる免許」はなく、どんな人格が破綻している人でも、
親になれてしまうことにある意味恐怖を感じてきました。

親を反面教師にし最善を尽くして子育てをしても、子育てには正解がないので、
わたしも自分の親と同様に子供に「こんな親のもとで生まれたくなかった」と思われてしまう可能性もあります。

そんなことを色々考えてしまい、一人の人生を背負う覚悟が全くできずにいます。


3については、いまの時代ならではの考えだと思います。

昔は結婚、子供がデフォルトでしたが、いまは選択できる時代。
子育てと同様に結婚にも向き不向きがあると思っています。

人それぞれ性格も価値観も異なりますので、人生の選択肢も人それぞれ異なる、ということが
むしろ自然なことなのではないでしょうか。


「○歳すぎても結婚していない人は性格に難がある」とか、
「子供がいない人は性格に難がある」という意見もありますが。
生きた化石か??という位、とても古い価値観だと思います。
(わたし自身は、性格に難があることは自覚していますが)


持病等によって結婚したくても結婚できない、欲しくても授かれない。
そういった事情を抱えている人もいらっしゃいます。

引け目を感じることなく人生の選択ができ、それを許容してもらえる優しい世の中になっていけばいいなと思います。

以上、共働き子なしの独り言でした。