※このゲームは16歳以上プレイ可のものです(流血、暴力の要素があります)。
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とあるレストランからの依頼 #1
こんにちは。初めましてマチアスです。
今回はとあるレストランさんから、鹿のもも肉を5kg分欲しいとの依頼を受けました。
猟師として半人前の僕にとっては、大きな仕事ですから正直緊張しています。
今回狙っていく獲物は
ノロジカです。
ノロジカを選んだ理由はズバリ
狩りやすいから!
僕にちょうどいい難しさなんですよね。
しかし、ノロジカを選ぶデメリットもあります。
それは、小さいという事。
ノロジカの体重は成体で19kgから35kgほど。
5kg分のもも肉となると、4匹ぐらいは狩る必要があります。
ダマジカぐらい大きい鹿なら、1匹で足りるのですけどね。
ただしノロジカよりも視覚、聴覚、嗅覚ともに優れているため、難易度が高いのですよ。
僕の腕ではまだ厳しいと思っています。
前置きが長くなりましたね。
そろそろ本題に移りましょう。
ノロジカは夜行性のため夕暮れや夜明けに活発になります。
なので、昼間はあまり見かけることはありません。
ちなみに当日狩りに出かけた時刻は14時代。
真っ昼間です。
予想通り、全く姿を見ませんでした。
足跡や糞などの痕跡もゼロ。
夕暮れになってもノロジカの気配はありません。
今日は帰ろうかなと、諦めかけたその時。
来ました!
ようやくご対面ですよ!(実際に対面してないけど)
しかも求愛の声。こちらには気がついていません。
声のする方へ音を立てないよう気をつけながら近づいて行きます。
むっ!
また声が聞こえました。
恐らくこれも求愛の声。
だいぶ近づいたと思うのですが、姿が見えない…。
しかしもう逃げたかと、ここで諦めてはいけません。
そういう時はこれを使いましょう。
そう!呼び笛です。(右手に持っているやつ)
吹けば近づいて来るはず!
と、思ってましたがなかなか来ません。
何回か吹いてみても反応なし。
やっぱり逃げたかな…?
いや!居ます!
かなり近くで威嚇の声が聞こえました。
急いでライフルを構えます。
そして…
発砲!
当たった!
けど、そこまで傷が深くない。
ああ、失敗だ…
このノロジカは食肉としては使えませんね…
走って逃げてしまうと、体内に乳酸が生産され、その状態で死んでしまうと、乳酸が分解されず酸化し蓄積します。
その状態に陥った肉は味が悪く、加工にも向きません。
血痕を追い探すと、やはりこのノロジカは亡くなっていました。
しかし味が落ちたとはいえ、このノロジカはまだ使い道があります。
そのため急いで食肉加工所へ持って行きます。
そして解体していただき、ドッグフードに使われる鹿肉にしてもらいました。
仕留めた獲物は、できるだけ余すことなく使ってあげるのが大切です。







