自分だけのことを考えて生きている存在がどれ程あるのか知れないが、
私は
そう言う生き方が出来ない様だと確信して
まずは、
自分らしく生きる練習から始めたのが8年程前だった。
ホントは随分と若い頃から薄々気付いていたが、
うまい具合にその道を歩む訳には行かなかった。
それが人生。
長い長い年数
迷路のトンネルを酸欠になりながら生きていた。
もちろん沢山笑顔になったし、
幸せだって溢れるほどやって来た。
けれど、
決してうまく生きている手応えはなくて、
大きな悔みごとをいくつも抱え込んだ。
今居る所は迷路だと知りながら
抜け出す術を試すユトリもなかった。
今、私は全く違う世界にいる。
あの頃の私とは別人であると自ら思う。
今日は、
久しぶりに終日家族と過ごした。
星の見える頃ふと一人外へ出て空を見上げれば、
感情はないのに涙が溢れそうになる。
借り物。
そんな言葉が夜空から降りてくる。
私の身体は借り物。
だから、大切にしてあげる。
なるべく優しい空間で
優しい言葉の中に身を置いてあげたい。
空を恋しく思いながら
ストーブで暖まっている愛の溢れる家に戻る。
