ロシア正規軍から攻撃され犠牲者を出したとされるロシアの民間軍事会社ワグネルが
正義を行うとモスクワに進軍しているというニュースで驚いたのですが、
その進軍の速さにも驚かされました。
モスクワまで５００キロの地点から３００キロ地点まで数時間、
日本時間の夜明けにはモスクワで交戦状態になるのかと思っていたのですが、
今朝起きてニュースを見て再びビックリ。
ベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介によりモスクワまで２００キロに迫った地点で
進軍を中止、野営地まで戻るそうです。
この騒ぎはいったい何なのか、単なる茶番劇だったのか、
それともロシアの仕組んだ陽動作戦なのか、
ワグネルのプリゴジンとはどんな人物なのか、何を考えているのか。
陽動作戦である可能性は１年前の侵攻開始時、ベラルーシから多数の攻撃ヘリが
ウクライナの首都キーウに攻撃を仕掛けてきました。
同じことがワグネルによって行われる可能性は否定できないでしょう、
ウクライナは東部・南部で反攻攻勢に出ている軍を北部にも配さなければならないのではないか。
ロシアという国はアメリカ大統領選にも関わり、
何をするのか全く常識では考えられない国のようです。
