ウォンバットの死多発＝謎の肝臓病広がる―豪

　【シドニー時事】オーストラリアに生息する、ずんぐりとした体つきが特徴の有袋類「ウォンバット」が肝臓病で相次いで死亡している。体毛が抜け落ち、最後は動けなくなって餓死に至るもので、外来種の有毒な植物を食べたことが原因とみられている。AFP通信が15日伝えた。(時事通信)
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食べる物がなくて餓死しそうになって、仕方なく有毒な植物を食べるしかなくて、食べたら病気になって結局餓死だなんて・・・。
死に方としてかなり最悪な部類に入る気がします。
自然災害に苦しむのは何も人間ばかりではありませんね。なんとか危機を脱出する方法を模索して欲しいと切に願います。

そういえば、ウォンバットとタスマニアンデビルって別物なんですね。私は見た目が似てるので同じ種類だとばかり思ってました。
調べてみると、タスマニアンデビルはフクロアナグマとも呼ばれる哺乳綱フクロネコ目フクロネコ科タスマニアデビル属に分類される現生で世界最大の肉食有袋類。見た感じ、ツキノワグマとイタチを足して２で割ったみたいな感じ。
そしてウォンバットはカンガルー目ウォンバット科の哺乳類の総称。ウォンバットは中カテゴリで、更に細かくヒメウォンバット属やケバナウォンバット属に分かれ、その属からまだ細かく種別があるみたいです。草食で夜行性と、生態は異なるけどコアラに近い種族。
肉食獣と草食獣なので全然別物ですね。

ちなみにこのタスマニアデビルもまた、病気により数が激減している絶滅危惧種でもあります。
デビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)という、タスマニアデビルの顔面や頚部に発生する致死性の悪性腫瘍（癌）により、一時期はあと数十年ぐらいで絶滅するとか言われてました。

【今日の余談】

● めちゃくちゃシンプルだけど洗練された映画ポスター Part 2

　デザインセンスとは何なのかを考えさせられます。やはり「一目で感覚に伝わる」というのがデザインにおいて一番大事なところなんですね。

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ウォンバットとタスマニアデビル