どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

 

 

前回(『ギターの置き方にも注意しましょう!』)と前々回(『ギターの管理方法にも意識を向けましょう!』)の記事で、ギターの管理方法や温度と湿度について書きました。

主に木材に関して

問題になることについて書きましたが、

それ以外にも注意したほうが良いことがありました!

湿度が高い時期に

気をつけなければいけないのは、

「錆(さび)」

です!

特にエレキギターは注意が必要です。


たしか3年前だったと思うのですが、

梅雨前の5月くらいからジメジメして

暑い年がありました。

気温もまだ春にしては高めだったと思うのですが、

それよりも湿度が高くて不快だったことを覚えています。

そのまま梅雨になり、

夏になり、

気温も湿度も高くなりました。

私は基本的に夏は好きですし、

寒いのは苦手ですが、

多少の暑さなら気になりません。

そして、

暖房でも冷房でも

エアコンは好きではないので、

あまり使っていませんでした。

そうしたら!

ギターが錆びてしまいました。。
(ToT)

 

今までも金属製の部品に少し錆が出ることはあったのですが、

特に問題になることはありませんでした。

 

ただ、

この時はピックアップが錆びてしまったのです。。

錆びて見た目が悪くなるだけならまだ良いのですが、

ピックアップの場合は、

錆が進行すると、

中のコルクが断線して、

音が出なくなってしまいます。

この事実を、当時の私は知りませんでした。。

( ̄ー ̄;

「音が気に入っているなら、

ピックアップの錆は落とさない方が良い」
とよく言われていました。

なので、

錆を放っておいたら、
ノイズが増え、
音が細くなり、
最後には音が出なくなりました。。
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
image

この画像の上と真ん中のピックアップの

1弦側が錆びているのがわかりますでしょうか?

 

今のところは特に問題なく使えています。

 

一番下のリアピックアップは、

もっと錆が酷くて音が出なくなってしまったので、

新しく交換したものです。


錆は放置してはいけません!

例え音が気に入っていたとしても、

錆が進行したら、

その状態は長くは続きませんので、

早めの対策が必要です。
が、
そもそも、錆びないようにすることが一番大切です!!

また、

「ピックアップの錆は落とさない方が良い」

と言われるのは、

ピックアップの表面を傷つけてしまったり、

破損したりすることを避けるためだと思います。

 

それと、

研磨剤や錆落としを使うことによる故障を避ける

という意味もあるのでしょう。

 

研磨剤や錆落としは、絶対使わないでくださいね!!
不具合が出る可能性が高いです。




まず錆びないようにする!
錆びてしまったら早めに対策をする!
ようにしましょう。

錆びないようにするには、

湿度を調整するなどして環境を整えることは

前回までにお伝えしましたが、

それ以外にも大切なことがあります。

それは、
「弾いたら、拭く」
ということです。

みなさん、

ギターを弾いた後に、

ギターを拭いていますか?

ギターは、
弾いたら、必ず拭くようにしましょう!

 

 

金属の部分だけでなく、

木製の部分もできるだけ丁寧に拭くようにすると、

湿度による悪影響も低減できます。

 

また、

一番よく触れる金属部分は、

間違いなく弦ですよね!

 

弦も、

弾いたらよく拭くようにすることで、

確実に長持ちしますよぉ~。

 

 

ぜひ、

「弾いたら、拭く!」

を習慣にしてくださいね。

 

ではまた!

(^∇^)ノ

 

 

 

 

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