どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

 

 

前回の記事(『リズムで花を咲かせましょう!』)では、「チューリップ」を題材に、倍のテンポで曲を把握することに関して書きました。

 

なるべく分かりやすく書いたつもりですが、ちょっと文章では伝わりにくい部分もあると思いますので、もし分からないところがありましたら、お気軽にご質問くださいね。

(^∇^)ノ

 


倍のテンポで曲を把握する感覚や、譜面を読むときに細かい音符に置き換えて読むというのは、最初のうちはとても有効な方法だと思います。

 

最初のうちに限らず、私は今でも実際にこの方法を活用していますよ!

 

倍のテンポで把握する感覚は、最初のうちは表拍と裏拍の区別なく、単純に拍の数を2倍にする感じで良いと思います。

 

慣れてきたら、前回の記事で書いたように強弱をつけてリズムをとるようにすることで、自然と元の拍の「ノリ」で裏拍もしっかりとれるようになってきます。

 

音符の捉え方を変えればリズムに合いやすくなる!』や『知ってる曲で確認する!』で説明したような音符の捉え方も、今でも役立つことがよくあります。

 

普段は譜面の読み書きをすることがほとんど無いので、久しぶりに譜面を見て弾くようなことがあると、よく分からなくなる時があります。。

σ(^_^;)

 

まぁ、譜面を読む感覚が戻ってくれば問題ないのですが、それまでは音符を置き換える感じで読むことで対処しています。

また、リズム面で複雑なフレーズを読む時などには、とても有効な方法です!

 

なので、ぜひみなさんにもこの感覚を身につけていただきたいと思っています。

 

このリズムの取り方に関しては、また違う機会にも時々説明してきますね!

 

 

 

 

 

今回は、前回の内容を少し発展させてみたいと思います。

 

前回の記事では、この譜面を使いました。

 

「チューリップ」は、2拍子でも4拍子でも演奏されることが同じくらいあるようです。

 

YouTubeで検索してみたら、色々なバージョンが聴けてなかなか面白かったのでぜひ検索して聴いてみてもらいたいのですが、

私が聴いて感じた感覚で判断すると、おそらく本来は2拍子の曲だと思ったので、前回は2/4拍子の譜面で説明しました。

 

 

今回は、4拍子で確認してみましょう。

 

どうすれば良いかというと、

前回の記事で上の譜面の奇数の位置が表拍、偶数の位置が裏拍としてとった拍を、全部表拍としてとれば良いのです。

 

数字の位置を全部表拍として捉えて、メロディーのテンポはそのままで、リズムだけ2倍のテンポになる感じです。

 

 

 

メトロノームをテンポ60にしてこの譜面を歌うのと、

 

メトロノームをテンポ120にしてこの譜面を歌うのとでは、

歌のテンポは変わりませんが、曲の雰囲気というか、ノリというか、なんとなくでも感じが変わるのが分かりますでしょうか?

 

それが2拍子と4拍子の違いだと思います。

 

4拍子のほうがメロディーのリズムは取りやすいと思いますが、

2拍子のメロディーはリズムがカッチリしない分、ゆったりした雰囲気を感じます。

 

もちろん、テンポが遅いこともありますが、テンポをもっと上げてみても、拍子の雰囲気の違いは感じられると思います。

 

ぜひ試してみてくださいね!

 

 

 

ところで、

4拍子でこの曲を確認していたら、あることに気づきました!

 

このフレーズ、三三七拍子だ!!

 

メロディーに合わせて拍手をしてみればわかりますよ!

 

譜面を見ても分かりますね!

 

で、思ったのですが、

この三三七拍子のリズムに合うから、日本人の私たちには親しみやすいフレーズなのかもしれませんね。

 

あと、「ちょうちょう」も三三七拍子ですね。

ドイツの民謡ですけど。

 

他にもあるかな?

 

拍を意識して曲を聴いてみると、新たな発見があるかもしれませんね!

 

ではまた!

(^∇^)ノ

 

 

 

 

 

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