どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

 

 

昨日の記事(『リズムの表と裏』では、拍の表と裏の位置について書きました。

 

表と裏が分かっても、実際に演奏しようとすると、なかなか上手くいかないことが多いと思います。

 

今回は、拍やリズムを意識してフレーズを確認する方法を書いていきます。

 

 

リズムの練習には、メトロノームをぜひ用意してください!

 

スマホのアプリでも無料で使えるものがありますので、ダウンロードしておくと良いと思います。

 

私もよく使いますが、とても便利ですよ!

 

 

 

フレーズを確認する時は、拍の位置で実際に音を出してみます。

 

手を叩いてみても良いですし、机などをコツコツ叩いてみても良いですし、足をトントン踏み鳴らしても良いです。

 

実際にギターを弾く時は、手では拍の確認ができないので、足で確認する練習をしておくと良いかもしれませんね。

 

なので、今回は足で確認することを前提に書いていこうと思います。

 

それぞれ、やりやすい方法で確認していただければOKですよ!

 

音は小さくても、自分で感覚的に認識できれば問題ありません。

 

 

また、足で確認する場合は、

かかとを床に着けた状態で、足先(もしくは指先)を上下させて確認するか、

足先を床に着けた状態で、かかとを上下させて確認すると良いと思います。

 

足全体を上げ下げして確認するのはちょっと大変ですからね。。

(^▽^;)

 

 

 

このような譜面の場合、

音符の位置が拍の位置になりますので、音符の位置で足を鳴らせばいいわけです。

 

拍の確認のための足を鳴らしつつ、口で「ター」とか「ダー」とかで音符を歌ってみてください。

 

音の位置と長さの確認が目的なので、音の高さは気にしなくて良いですよ!

 

足を鳴らすと同時に「ター」と言えば良いわけです。

 

メトロノームを使う場合、テンポ80くらいがやりやすいかと思います。

 

4分音符を拍頭で歌うことを繰り返していることになります。

 

この4分音符を8分音符に変えてみます。

4分音符は「ター」とか「ダー」でしたが、

8分音符は、「タ」とか「ダ」で歌ってみます。

 

テンポは同じままにします。

 

テンポは同じなので、拍を示す足の動きも同じままです。

 

4分音符の時は1小節が、

「ターターターター」

でしたが、

8分音符では、

「タタタタタタタタ」

となります。

 

1小節に足は4回、「タ」は8回です。

 

上の譜面の「表」の位置で足を鳴らすことになります。

 

足を鳴らすと同時に「タ」と言って、

次に足を鳴らす前にもう1度「タ」と言う位置が裏拍です。

 

裏拍で「タ」と言うタイミングと、足を上げるタイミングを合わせると良いと思いますよ!

 

 

ここまではほとんど問題なく出来る人が多いと思います。

 

でも、こうなると

途端にわけが分からなくなってしまう人が激増します。。

(・・;)

 

8分音符の間に曲線が入っていますね。

 

これを「タイ」と言います。

 

同じ高さの音をつないで、

つないだ音符の合計の長さで演奏しなさい

という記号です。

 

この場合は、8分音符が2つ繋がっているので、4分音符1つ分の長さで演奏します。

 

4分音符と同じ長さなので「ター」と歌うことになります。

 

 

最初のこれに、

8分休符が入ることで、8分音符が1個分、位置が後ろにズレただけです。

 

8分音符1個分ズレただけなのですが、それによって、音符の位置が拍の裏になって、拍を示す足と「ター」と言う位置が別々になり、合わせづらくなりますね。

 

ぜひメトロノームを使って確認してみてもらいたいのですが、どこに合わせて良いか分からなくなる人もいるのではないでしょうか?

 

メトロノームの音と足の位置が同じで、「ター」がその裏拍で歌えれば良いのですが、

繰り返しているうちに足と「ター」が一緒になってきませんか?

( ̄Д ̄;;

 

そこまでズレはしないけど、リズムが合っている感じがしないという人も多いでしょう。

 

 

これは裏拍のリズムに慣れていないことが原因だと思います。

 

慣れてしまえば上手くリズムが取れるようになります。

 

なので、慣れるためにどうするかが大切ですね。

 

 

休符や裏拍の捉えを工夫してみると良いと思います。

 

そのあたりのことを次回書いていきますね!

 

 

 

ではまた!

(^∇^)ノ

 

 

 

 

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