どうも!
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
前回の記事(『ハーフ・ディミニッシュとは?』)では、「ハーフ・ディミニッシュ・コード」と「m7(♭5)コード」は同じであることを説明しました。
今回は、「m7(♭5)コード(ハーフ・ディミニッシュ・コード)」の具体的な押さえ方をご紹介したいと思います。
「m7(♭5)(マイナー・セブンス・フラット・ファイブ)」は、見た目も呼び名も複雑そうな印象を与えますが、難しいことはありません。
また、「ディミニッシュ・コード(dim)」よりも使われる頻度は高いので、ぜひ弾けるようになってくださいね!
( ´ ▽ ` )ノ
前回の記事で説明したように、「m7(♭5)コード」は、「m7コード」の「5度」の音を半音下げたコードです。
なので、「m7コード」を押さえて、その「5度」の音だけ半音下げてみるのが、一番理解しやすいでしょう。
とりあえず、「6弦ルート」、「5弦ルート」、「4弦ルート」の3パターンを覚えておけば問題ないと思いますので、この3つをご紹介します。
まず、「6弦ルート」の場合。
「m7」はこの「カタチ」がありますね。
この5弦にある音が「5度」の音なので、この音を半音下げれば「m7(♭5)」になります。
↓
この「カタチ」の場合は、2弦にも「5度」の音があるのですが、この押さえ方では押さえられないのでミュートします。
1弦は弾いて良い音(「ルート」の2オクターブ上の音)なのですが、弾けないのでミュートします。
この押さえ方ではミュートするのが難しいので注意してくださいね!
上の押さえ方ではミュートしづらいので、この「カタチ」で弾くなら、こちらの押さえ方のほうがおすすめです。
↓
手の形がだいぶ変わりますが、押さえている音は全く同じです。
また、2弦で「5度」以外の音を弾いてしまう方法もあります。
↓
2弦で「短7度」の音を弾くことで、ミュートする必要がなくなりました。
(4弦が「短7度」の音なのですが、その1オクターブ上の位置を小指で押さえていることを確認してくださいね!)
最初はちょっと押さえるのが大変かもしれませんが、、
(^o^;)
1弦も弾けるので、ピックでジャカジャカ弾きたい時には良いと思いますよ!
それよりもよく使われているのが、
2弦の「5度」を半音下げた「カタチ」です。
↓
5弦&1弦はミュートします。
5弦は中指で、1弦は人差し指で少し触れておくことでミュートできます。
.
最初は押さえにくいように感じるかもしれませんが、慣れれば押さえやすい「カタチ」だと思いますよ!
続いて、「5弦ルート」の場合です。
この「カタチ」の「m7」で説明します。
4弦に「5度」の音があるので、この音を半音下げると「m7(♭5)」です。
↓
この「カタチ」では、1弦をミュートしますので、鳴らないように気を付けましょう!
1弦をミュートしやすいので、この押さえ方もおすすめです!
↓
手の形はだいぶ違うようですが、押さえている音は同じですよ!
どちらも、実際に弾いてみるとわりと押さえやすいと思うので、両方の押さえ方ができるように練習してみると良いと思います。
「4弦ルート」の場合は、また明日書きますね!
また、「m7(♭5)」の押さえ方がわからなくなった時の対処法もご紹介しようと思います。
ではまた!
( ´ ▽ ` )ノ
ギターに関するご質問、お悩みなどありましたら、
お気軽にお問い合わせください!
↓
↑この画像をクリックするとフォームが開きます。