どうも！
ネコにも分かるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
練習の基本は「反復練習」です。
「一回やって終わり」
という練習はありません。
一度弾けるようになっても、練習しなければ弾けなくなってしまいます。
なので、繰り返し練習することが必要なのです。
でも、単純な練習を繰り返すのは面白くないと思います。
それでつまらなくなってやめてしまう人もいるのでしょう。
せっかく興味を持って始めたのに、とてももったいないです。。
とある有名なドラマーのローディー(付き人)を友達がやっていました。
その友達に聞いた話ですが、
そのドラマーは、同じフレーズを同じテンポで1時間ずっと叩き続ける練習をすることがあるそうです。
2〜3時間のライブで安定したリズムでドラムを叩き続けるためには、こうした練習も必要なのでしょう。
とてもストイックな練習方法ですよね。
忍耐力も必要だと思います。
でも、耐えるだけ、つらいだけの練習ではないと思うのです。
おそらく、何かしらの楽しさを感じているのではないでしょうか。
マラソンの選手など、長距離を走り続けるなんて、普通に考えたら辛いだけです。
でも、そこに楽しさを感じているから走るのでしょう。
ギターの練習も、特に最初の内は、単純な反復練習をすることが必要になるでしょう。
でも、そこに楽しさを見つけて、練習してもらいたいと思っています。
ポイントは、「やること」ばかりに焦点をあてないことです。
練習するなら「目的」を意識することは大切です。
「何のための練習なのか」
それは必ず意識してください。
でも、「どこを押さえて、どの弦を弾く」という、実際にやることばかりに意識を向けないようにしてみましょう。
それよりも、弦の振動や弾いた感触、ボディーの振動、鳴っている音など、
感覚的なことを意識してみてください。
単純な練習が、音楽的なものに変わると思います。
リズムも感じてみると良いです。
「音が調和するように弾く」ことに意識を向けるのです。
音楽の本質は、そういう所にありますからね！
まだ難しいことは出来なくても、音楽的な感覚を磨いていくことは出来ます。
また、それを楽しむことが大事だと思います。
反復練習は苦行ではないんですよ！
練習が面白くない時は、ぜひ練習に対する捉え方を変えてみてください。
ではまた！
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