どうも!
成長というのは徐々にするものですが、一気に成長する時もあるよね!と思う、ギター講師のヤスオです。
私は仕事でギターを教えていますが、以前は音楽学校に通ってギターを習っていたこともあります。
音楽学校に通うことで、入学前からある程度弾けているつもりでしたが、まだまだ未熟なことを思い知らされました。
学校の先輩の演奏を聴くと、全員自分より上手いと思いました。
それでも入学当時は、周りの同期の生徒の中では、自分が一番上手かったと思います。
それで油断していたわけではないのですが、1年くらい経つと、周りのみんなもドンドン上手くなってくるのです。
私は働きながら学校に通っていたので、あまり練習時間が取れず、それほど上達はしていませんでした。
いま思い返してみると、ギターを弾く時間も少なかったのですが、それよりも、ギターや音楽に対する意識に問題があったのだと思います。
仕事は確かに忙しくて大変だったのですが、それを言い訳にして、ギターや音楽に対する努力が足りなかったのです。
「疲れたから明日にしよう」
「眠いから弾けない」
私がそうしている間に、他の生徒たちは少しずつ上手くなっていったのです。
仕事は何とか一人前にできるようになってきたものの、なかなか音楽に集中できないので、何のために働いているのかよくわからなくなってきていました。
そんなある日のギターの授業で、
「あれ?みんな上手くなってきたなぁ〜」
と気づいたのです。
自分は大して変わっていないのに!
私は、親元を離れて生活をしていて、授業料も自分で払っていたため、働かないと生活が出来ませんでした。
周りの生徒たちは、授業料は親に払ってもらって実家から通っている人がほとんどで、
一人暮らししていても、親に家賃を払ってもらって生活している人もいました。
「自分も時間があればもっと練習できるのに!」
と思い、すごく悔しかったことを覚えています。
それに、親に頼って学校に通っている生徒ほど、よく授業をサボって遊んでいるようでした。
それがさらに私の悔しさを倍増させました!
「こんな奴らにおれは絶対に負けない!」
そう思ってから、一気にスイッチが入ったようで、
仕事で忙しくても、無我夢中でギターや音楽に取り組みました。
3ヶ月くらい経つと、先生から
「なんか急に上手くなったねぇ〜」
と言われました。
無我夢中でやっていて、自分が上手いかどうかなんて気にもしていなかったので、
「えっ?そうなんですか?」
「俺って上手いんですか?」
という気持ちでした。
そして気づくと、周りの生徒たちだけでなく、私の知らない生徒からも「ギターが上手い人」と認知されていました。
学校のスタッフや先生たちからも、いつの間にか一目置かれる存在になっていました。
無我夢中でやっている時って、一番成長すると思います。
要は、集中してやることが大切なんでしょうね。
集中して努力していれば、時間があるとか無いとかは関係ないのです。
また、
私自身だけでなく、上手くなる生徒には、共通点があったと思います。
それはまた次回書きますね!
ではまた!