皆様、お疲れ様です。突然ですが、今、眠くないですか?
時計の針が13時を回り、ランチでお腹も満たされ、さあ午後の仕事を頑張るぞ…とデスクに向かった瞬間、奴はやってきます。 そう、「午後一の猛烈な睡魔」です。
あの眠気、ただの疲れだと思っていませんか? いえ、あれは違います。あれは、人類の科学では抗えない「超強力な合法睡眠薬」が、オフィスの空気に散布されているとしか思えないレベルの国家機密級の現象です。
今回は、全ビジネスパーソンが毎日デスクの上で繰り広げている、「絶対に負けられないデスゲーム」のリアルな実態に迫ります。
■ 恐怖の「タイムリープ現象」
それは、パソコンの画面で数字や書類を確認しているときに起こります。
「よし、このデータをちょっとチェックして……」
そう思った次の瞬間。 なぜか、時計の針が15分進んでいます。
「あれ? 確か13時5分だったはずなのに、なぜ今は13時20分…?」
タイムマシンに乗った記憶はありません。ただ、ほんの「0.5秒ほど」まばたきを深くしただけです。しかし、私の意識は確実に15分間の時空を飛び越えています。これを通称「デスク・タイムリープ現象」と呼びます。
このとき、恐る恐るパソコンの画面を見てみると、恐ろしいものが残されていることがあります。
「っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ」
キーボードの上に静かに落ちていった私の頭(または指)が、限界の中で残したダイイングメッセージです。バックスペースキーを長押ししてこれを消去するときの虚しさは、言葉になりません。
■ 睡魔に抗う、人類の無駄な抵抗5選
もちろん、私たちもプロのビジネスパーソンですから、ただ眠気に身を任せるわけではありません。決死の抵抗を試みます。しかし、その姿は客観的に見るとかなりシュールです。
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1. 限界突破フリスク 一気に4粒ほど口に放り込みます。口の中はマイナス20度の北極圏。あまりの辛さに涙が出ているのに、目はなぜか閉じようとしています。「口は激痛、脳は爆睡」という奇跡の矛盾が生まれます。
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2. 謎のストレッチと深呼吸 突然デスクで、背筋を限界まで伸ばし、天を仰いで「ふぅーーーっ」と深呼吸を始めます。周囲から見れば「あ、あいつ今、限界迎えてるな」と一発でバレる儀式です。
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3. 目薬(最強ミント) 目に刺激を与えて強制起動を狙います。しかし、あまりの眠さにまぶたの筋力が低下しており、目薬が目に入らず頬を伝ってただ涙を流している悲しい人になります。
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4. 意味のない離席 とりあえずコピー機の前まで行ってみる、または用もないのにトイレの個室へ向かいます。しかし、歩いている最中も意識は半分夢の中。ゾンビのように廊下を徘徊することになります。
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5. エアタイピング 隣の席の先輩にバレないよう、あたかも猛烈に仕事をしているフリをして、キーボードの上で指を「シャカシャカシャカ…」と動かします。実際には1文字も入力していません。
■ なぜ「椅子の背もたれ」はあんなに魅力的なのか
午前中はあんなに硬くて座り心地の悪かった事務椅子が、14時を過ぎたあたりから、まるで「高級ホテルのシモンズ製ベッド」のような極上のフィット感を醸し出し始めます。
背もたれに体を預けた瞬間、 「あ、これ後ろに倒したらそのまま永眠できるな…」 という誘惑が頭をよぎります。
首がカクン、カクンと下を向くたびに、脳内では「起きろ!」「寝るな!」「あと3時間で定時だ!」と、映画のクライマックスばりの大爆破シーンのような攻防が繰り広げられているのです。
【結論】もう、15分だけ「気絶」しませんか?
これだけ抵抗しても勝てないのですから、奴はやはり最強です。
科学的にも、この睡魔に根性で勝つのは不可能だと言われています。 ですので、本当に限界を迎えたときは、 「これは睡眠ではない。午後のパフォーマンスを最大化するための『積極的気絶』である」 と自分に言い訳をしましょう。
机に突っ伏して10分〜15分。 スマートフォンのアラームを(バイブレーションで)セットし、潔く目を閉じる。これが現代社会を生き抜く最強の生存戦略です。
……さて、この記事を書いている(読んでいる)私も、なんだか文字が霞んできました。 キーボードの上に頭が落ちる前に、ちょっと自動販売機まで「フリスク」を買いにゾンビに変身してこようと思います。
皆様、午後の戦場(デスク)で、またお会いしましょう。 (っっっっっっっっっっ)

