墨亭かき麿の色眼鏡で見る風景

墨亭かき麿の色眼鏡で見る風景

面白いことは書けません。
組織論やサードプレイス、ソーシャルキャピタルやHRの話題、そしてほんとにどうでもいい話。

Amebaでブログを始めよう!

すぐに役に立つ本はすぐに役に立たなくなる本である


この言葉が好きで、勉強をするときにはいつも思い出している。


社会人で夜間の大学院に通うことを決めたときも、すぐに役立つ、と謳った学校を当初は気に入っていたのだが、小泉先生のこの言葉を思い出し、アカデミックを標榜する学校に変更した。


そんな小泉先生の読書論は、今の時代にあっても違和感のないハウツーと、時代を超えた我々の知性なるものへの考察に満ちていて、なるほど長く愛される書物であると納得させられる。


ハウツーについては、読んだ本をそのままにせずその過程で得た思考をアウトプットする必要性について説き、英語の本の多読や音読を勧めるなど、最近のビジネス本でもよくみかけるものがすでに網羅されている。


古典的大著を勧め、特にそれらの、自らの読書体験を開陳してくださっているところでは、なるほどなあと共感が湧き、読書がもたらす人生の歓びについて感じることができた。


他にも印象に残る箇所はたくさん。たまに再読して、人生において何を読むべきか、なんてところも読み返して自らの読書について思い返したいものだと思う。


さすがの良書ですね。

コクヨのセミナーに参加して。

まず、総務省の方の、知識労働者についてのお話。
時間で管理するのは知識レイバーで、日本の生産性を上げるには知識クリエイターにならなければならない、という。
ふむふむ。そのあたりは何となく、直感的に感じる。
そしてそのためのオフィスのあり方として、ABW(Activity based Workspace)が必要だと。
ふむふむ。

次に、コクヨのワークスタイル研究所の方のお話。分散型のオフィスで、ワーカーの創造性が向上すると。
ふむふむ。
それは何故かというと、可処分時間が増えるからと。

うーむ。

前半で、時間じゃない、という話でありながら、結局出てくるのは時間の話になってしまう。

質問で、成果をどう考えるか、というものがあった。
ABWでどんな成果があがると考えるのか。

総務省の方がおっしゃるには、働くひとの行動を経営者にとって良いと思われるような行動に変えていく、それが実現できたかどうかで、ABWの成果がはかれるのではないかと。
ただ、これはまだ仮説だともおっしゃってました。

まあ、そりゃあそうだよな。
個人的には、分散型オフィスで会社に行かないでも仕事できるようにしてほしい
だから会社ではその方向で働きかけている。

でも、それが本当に会社のためになるのか、と改めて問われると、正直断言できないところもあるんだよなあ。

クリエイティブと言っても、まったくの更地からお城をつくるわけではない。
いろいろな、既存のものは前提として、そこにちょっとの創造性が加わる。それがクリエイティブ活動の主流だろう。

そうであれば、人と会うのを減らしてしまう現在のオフィス変革は、じつは企業から活力を奪っていく結果になってしまうのではないか

現在、役所も巻き込んで、大きな社会実験が進行中。その成果がわかるころには、日本社会がのっぴきならない状況になっている、なんてことにならないよう、よく考えなくちゃ。

この前飲み会で、人事部の性質というか、こころというか、そんなものについて話になった。

人事部って、みんなはどんなイメージを持っているのか、興味深く聞いた。

まず、人材についての部署だから、社員を長期的な視野で育成して、採用にあたってもイノベーションを生み出す人材を求めている、というイメージがあるようだ。
人材教育については、どんなに稼げる人材を育成できるか、というところを見ていると。
人事制度や評価制度についても、そんな感じのイメージがあるみたい。

いやいや。本気か。
世の中の大多数の人事部は、そんな人事部ではない。

まず、イノベーターを求めているという誤解。
いや、公式発表されている、求める人材像にはそんなこと書いてあります。会社を変える、マーケットを創造する人材、ワクワクする仕事を実現できる人材。そんなあなたを求めてます!

うそです。

イノベーターとは、どんな人か。
スティーブ・ジョブズを例に出すまでもなく、基本的に人と上手くいかない人たちだ。だって、みんなが良いと思っていることを良しとせず、変革をもたらす人なんだから。
外部の権益を持たない人々にとっては、面白い存在だろうけど、内部の権益を持つ人にとっては、面白くない存在だ。

そんな人を採用したら、まず、物凄いクレームが人事部にくる。責任問題だ! ってなもんである。
人を見る目のない人事部ということで、評価はガタガタだ。

仮にその人が、将来革新的なことをしたとする。その時、誰が賞賛を受けるか。
本人である。
人事部など、話題にものぼらない。

人事部の本音としては、みんなに文句を言われない、うまくできる人を採用したい。これ、おかしいと思うだろうか。

ちなみに、人事部業界の暗黙的な了解では、人事制度などを手掛ける人に比べて、採用の担当などは地位というか重みというかが低い、軽い。
採用だけやっていると、人事部業界ではそのうち仕事がなくなる。

では、そんな人事制度やっている人は長期的な視野を持っているのか。

つづく

とりあえず連休序盤戦。
それなりに動けているのが嬉しい。

のひのびになっていた、娘の七五三の写真撮影。やっぱりプロはすごいね。すごく良い表情で写っているのがあった。素晴らしい。

できていないことは、いくつかの勉強。
VBAの予習しておかないとなあ。
とりあえず、ファイルの取り扱いをきちんと理解しておかなくちゃ。

あと、ネット小説を書きたくなったので、プロット考えなくちゃ。
転生もののコメディ書きたいな。