先日、スロットを打っていたらば、隣のオッサンがタバコを吸い始めました。


まあ、普通のことですね。


そのオッサン、自分の吐き出した煙の行方に大変無頓着で。


吐き出した煙が、隣の自分の顔にモロにかかります。


よくあることです。


しかし、このオッサン、タバコを吸ってる時間より手に持ってる時間の方が長いんですよ。


左手にタバコを持ち、顔のやや下当たりに構えて右手でスロット打ってます。


これがキツい、けどこれもよくあることです。


オッサン、根元ギリギリまで吸ってようやくタバコを灰皿にネジ込んだので、ヤレヤレと思っていたら。


オッサン、直後にボーナスを引きまして。


したらば、またタバコに火を点けやがりました。


お前、今タバコ消したばかりだろーが!!


軽い殺意を覚えました。




このオッサンに限らず、パチンコを打つ喫煙者の95%は、大当たりするとタバコに火を点けます。


あれはなんなんだろうかと、ずっと思ってました。


大当たりしたらタバコを吸わなきゃいけない法律でもあるのかと。


不思議なくらい、ほとんど、、、というか全員と言ってもいいでしょう、大当たりをしたらタバコを吸います。


この謎が、昨日解けました。




昨夜、なんとなくテレビを見ていたら、NHKで「ためしてガッテン」の再放送をやってました。


テーマは、「禁煙」です。


禁煙補助薬の効果の説明とか、タバコを吸わない自分でもなかなか興味深くて。


禁煙補助薬って、服用すると3カ月で約80%の人が禁煙に成功する魔法の薬らしいですね。


しかし、1年もすると禁煙成功者の約半分が再喫煙してしまうらしいです。


これは単に「意思が弱いから」ではなく、2つの理由があるそうです。




一つは、ニコチンによる依存性。


ニコチンを摂取すると、脳内麻薬と言われる「ドーパミン」が強制的に放出されるらしいです。


タバコを吸う→ドーパミン放出→キモチイイ


この記憶と言うのはかなり強烈らしく、タバコをやめても残ってしまうんだとか。


タバコを吸うとキモチイイという「快楽の記憶」が再喫煙させてしまうそうです。




もう一つは、喜びの補完作用。


海外での研究によると、タバコを吸う人は、快楽と関わる脳の部位「線条体」の働きが鈍いんだそうです。


同じ「喜び」に対して、タバコを吸う人は吸わない人より「喜び」を感じにくいんですね。


これを、タバコを吸うことによる快楽で補完しようとするようになるんだそうです。


何か嬉しい事があったとき。


吸わない人は100%嬉しい。


吸う人は、50%しか嬉しく感じない。


だから、タバコの快楽で50%を補完しようとする。


タバコを吸う人は、「食後のタバコがとても美味い」とよく言います。


それは、喜びを感じる脳の働きが鈍いため、食事だけで得られる喜びに満足できす、無意識にタバコを吸う喜びで補完しようとしているんですね。


美味しい食事をしても、喜びに満足しない。


美味しい酒を飲んでも、喜びに満足しない。


S○Xしても、喜びに満足しない。


だから、こういう時にタバコを吸いたくなるのでしょう。


タバコを吸う→線条体の働きが鈍くなる→喜びにくくなる→タバコの快楽で補完する→線条体の働きが鈍くなる・・・


見事に依存ループが完成しますね。




説明が長くなってますが、これでもう分かりましたね。


タバコを吸う人は、嬉しいことが起こったときにタバコを吸いたくなるよう、脳がコントロールされてるわけですよ。


だから、ついさっきまでタバコを吸っていても、大当たりしたらタバコが欲しくなる。


なぜなら、大当たりしたときの「喜び」が足りないから。


昔から全館禁煙にしたパチンコ屋は客がいなくなると言いますが、これは脳科学的に根拠があったんですね。


タバコを吸えないパチンコ屋A店よりも、タバコを吸えるパチンコ屋B店の方が大当たりの喜びが大きい。


だから、禁煙パチ屋は客がいなくなる。




大当たりをするとタバコを吸う。


自分は番組見てて、思わず「ああ、そういうことなのか!!」って言ってしまいましたよ。


ものすごくガッテンしました。


みなさんはガッテンして頂けましたでしょうか?


全体的な流れは、「ためしてガッテン」のサイトを見てください。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20111026.html