私には歳が5つ離れた妹と、6つ離れた弟がいる。
2人とも大嫌いだ。
歳に差があるから何をしても怒られるのは私。
妹、弟に対して不満があっても言えば言い返されて終わる。
終いには お姉ちゃんみたいにならないでねと言われる。
母に愛される2人が嫌い。
お姉ちゃんなのに我慢しなきゃいけないのにそんな事を思う自分がもっと嫌い。
長女の性なのだろうか。
多感な思春期の中学時代は尚更そんな下の2人との差を感じていた。
この頃の家の中は毎日のように喧嘩だらけ。私と母の衝突が主だが、母と祖母が殴り合うのも物を投げ合うのも増えた。怒鳴り合いをした後のとばっちりは、いつも私。
母に
「お前のせいでこの家はめちゃくちゃなんだよ」
「お前がいなければ」
って言われても、子供の小さな世界の中では親の言うことが全て真っ直ぐに入ってきてしまう。
悲しかったが、その度にきっと私がこんなんだから。悪い子だから。産まれてこなければ良かったな。
と解釈し、納得し、愛される事を諦めた。
実際に昔から友達の親や学校に母は頭を下げてまわるくらい迷惑をかけ、この頃も夜遊びばかりして大人がよく言う〝悪い友達〟が多かった。
愛される事を諦めたのが先なのか
愛されないから愛されたくてアクションをおこした結果がこれだったのか
そんな日々を送っていたから愛されなくなったのか
それすら分からなくなっていた。