以前のブログで
オーストラリアではチーム内の人の入れ替えが激しいことを書いた。
そしてそれは、意外なところに影響が出ているとも。
今回の記事はその「意外なところ」について書いていきたい。
意外なところとはズバリ
ユニフォームに対する意識、需要
である。
現状、オーストラリア国内でアルティメットやその他ディスク関連の総合ブランドはない。
日本ならクラブジュニア(元職場である)やDisc Sports
カナダならVC Ultimate
アメリカならFive UltimateやSpin Ultimate...
といった具合に各国にフライングディスク関連の総合ブランドがあり
ユニフォームやディスクといった商品の取り扱いをしている。
オーストラリアに拠点を置くブランドとしてはRubixwearというブランドがあるが
このブランドはアパレル中心でディスク等の取り扱いはない。
ちなみに、オーストラリア代表のユニフォームは最近は「Paladin Sports」というブランドが担っている。
Paladin Sportsはオーストラリア発のスポーツアパレルブランドで
フライングディスクだけでなくラグビーやクリケット、サッカーなどさまざまなスポーツのユニフォームを幅広く手掛けている。
こういった状況なので、オーストラリア国内のアルティメット市場では特定のブランドが突出して存在感を発している感じはない。
「アルティメットのブランドといえば?」
と質問をしたら
みんな思い思いのブランドを口にするのではないかと思う。
試しにいくつかクラブチームのユニフォームのブランドを調べてみた。
Ellipsis: Boon
Sunder: Zue
Chilly Ultimate: Zue
Rogue: VC Ultimate
…見事にバラバラである。
上記に挙がっているブランドはPaladin以外は国外ブランドなのでオーダーするとなるとどうしても輸送費がかさむ。
また、場合によっては関税が発生することだってある。
まとめて大量オーダーしないと1人あたりのコストは相当なものになるだろう。
チームを移籍する場合、当然ながらユニフォームを準備しなければならない。
毎シーズン、相当なコストが発生しているだろう
…と思いきや。
実はチームを移籍しても、ユニフォームを新しく発注するとは限らない。
そのチームで余っているユニフォーム(そのシーズンはプレイしない人のものなど)を借りて試合に出ることがごくごく当たり前なのである。
また、以前の記事で書いたがそもそもユニフォームに対する規定がゆるゆるなので
色さえ揃っていればOKという大会も多い。
さすがにオーストラリア選手権の本選ではどこのチームもしっかりユニフォームを揃えていたが
逆に言うとそれ以外の大会では別に揃っていなくても特に咎められることはなかった。
日本では割とどんな大会でも「上下揃っていること」が求められるので
大会ごとにユニフォームを作製することも珍しくはないが
オーストラリアではそのようなことは起こらない。
とにかく色さえ揃っていればいいのだ。
この状況を間近で見ていて
なんとなく、ユニフォームに対する愛着というか特別な思いというか
そういったものが日本人より薄いんだろうなと感じる。
そもそもチームへの帰属意識が恐らく日本人ほど強くないので
それを象徴する”ユニフォーム”にもそれほど強い思いがないのかなと推察する。
(もちろん、長年同じチームに所属しているなら話は別だと思うが)
上記のような状況を見ていると
オーストラリア国内でアルティメットブランドを確立するのはなかなか難しそうだなと感じる。
なんせ継続的なオーダーを見込むのが難しい。
それもこれも、「チーム間の人の入れ替わりが激しい」文化が影響しているのではと考えた次第である。
※あくまで個人の感想である‼
それでは、また。
See ya!!
ニューキャッスルの大会出てきた!!
