『イキガミ』 | 夢中毒のすべて

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『イキガミ』映画化のキャスト

松田翔太に決定~!!


したそうですね。


なかなか、いいじゃないですかグッド!


松田翔太なら、映画化もうまくいきそうな気がします。


あとは、脚本ですね。


今、4巻まで出ていて

一巻ごとに2エピソードの中編よみきりタイプの漫画ですが

さて、どうなることやら。


ちなみに『イキガミ』とは


魂揺さぶる究極極限ドラマ
死んだつもりで生きてみろ


というのが売り文句です


舞台は現代なんですが


この漫画の中の日本には

『国家繁栄維持法』

という法律が定められています


それは、何かというと

平和な社会で暮らす国民に対し、『死』への恐怖を植えつけることによって『生命の価値』を再認識させることが目的

の法律です。


すべての国民が小学校入学時に特定感染症の予防接種を受けることを義務付けられています

で、ここからが問題で


そのワクチンの中には1000分の1の確立

ナノカプセル


と呼ばれるカプセルが混入されており


そのカプセルは、18歳から24歳の間、あらかじめ設定された日時に心臓の肺動脈内で

破裂

その人の命を奪います






でも、それは小学校入学時



誰が打たれ、いつ作動するかはわかりません。


その時が来るまで

「青年期になったら死ぬのは自分かもしれない」

という危機感をもって生きることになる




その恐怖感が



国民の意識を高め、社会の生産性を向上させる



ことにつながるといった法律です




みんな一生懸命生きましょう

が合言葉となります



で、



体内にカプセルを抱えた国民が誰かというのは



国で管理されており



その人の「死」が24時間にせまったことを知らせるのが



「イキガミ」配達員の使命です



その役を、松田翔太が演じるわけですね




イキガミ=死亡予告証には


死の詳細な日時が記されており

いつ自分が逝ってしまうか一目瞭然

誰にも止めることはできません。





その「イキガミ」をもらってから逝くまでの時間



どう生きるか



を問う


逝紙ドクロ

でもあり

生き神オバケ

でもある






という



究極極限ドラマです






もちろんこの法律に反対する人もいますが、そういう人は


退廃思想者


とみなされ、例のカプセルが注射させられるのです。(殺されちゃうわけね)






さらに、ナノカプセルが混入されていた者の遺族には

国繁遺族年金が支払われ






もし、死の24時間前に自棄になり「犯罪」を犯せば

その罰を遺族が受けることになるなど



細部までなかなか良く考えられた漫画です







当事者以外の大体の人が、お国のためなら精神なわけです



ちょっと、洗脳気味といえばそれまでですが



戦時中の日本のようでもありますね。






でも、死を間近に描くことで、普段感じることのできない人の可能性や希望の大きさを実感できるので、そういうハートの真の部分が伝わる映画になればいいな。



あと、配達員にしか分からない「イキガミ」の重さと苦悩



でも、松田翔太ならちゃんと、この部分を表現してくれるでしょう。






公開が楽しみ!ヾ(@^▽^@)ノ