(C)2006Paramount Pictures and Dream Warks LLC.All Rights Reserved.
『ドリーム・ガールズ』(06/アメリカ/130分)
★★★★
監督 ビル・コンドン
出演 ジェイミー・フォックス ビヨンセ エディ・マーフィー ジェニファー・ハドソン
2月17日全国公開
アカデミー賞確実!?
早くも、早くも07年最高傑作登場。
これぞ映画!これがエンタテイメント!
久々に試写室の小さいスクリーンではなく大きい会場のスクリーンで見れて最高に楽しめました
1981年にブロードウェイで上映され、それから4年間で1522回の公演を行い、毎夜スタンディングオベーションを浴びた伝説のミュージカル「ドリーム・ガールズ」待望の映画化!
STORY
1962年デトロイト。18歳のエフィー(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)は、3人でドリーメッツというトリオを組み、音楽で成功することを夢みていた。そして、今晩も新人オーディションに参加。会場の観
客を沸かせたものの優勝はできなかった・・・。
しかし、チャンスは突然やってくる。そのパフォーマンスを舞台裏で見ていたカーティス(ジェイミー・フォックス)が、人気絶頂のジェームズ・”サンダー”・アーリー(エディ・マーフィー)のバックコーラスでデビューしないかと持ちかけて来たのだ。チャンスをつかんだ彼女たちは快進撃を始め、あっというまにバックを卒業し単独デビューも果たす。だが、その成功の数だけ失うものも増えていくのだった。裏切り、賄賂、恋、仲間割れ・・・。そして・・・。
130分の間に32曲の歌とダンス!ビヨンセ、エディー・マーフィー始め、新人ジェニファー・ハドソンの迫力のボーカルに吸い込まれる
本物のミュージカルを生で見たような感動につつまれました
音楽がパーフェクトなのはもちろんのことですが、ストーリーも申し分なく素晴らしい。ドラマとしても見ごたえバッチリなんです
夢みる少女たちと、わがままなスターに、野望に燃えるマネージャー。音楽業界で闘う彼らの激動の時代を上部だけでなく深く掘り下げ、丁寧に盛り込みます。
監督は「シカゴ」で脚本を担当たビル・ゴンドンですが、私はハッキリ言って「シカゴ」より好きですね。あっというまの130分。夢のような映画です。
その「ドリーム・ガールズ」ぶりを実生活でも経験しているビヨンセ今回の役を演じるために産まれて来たような彼女は、この作品がビヨンセの出現を待っていたとも言われるはまり役です。しかし、「”ビヨンセ”を見に来てもこの映画の中にはいません」とは本人談。ビヨンセというスターブランドを出さないように気をつけたというだけあり、いい意味で目立たないように演じています。
ビヨンセも素晴らしいですが、新人のジェニファー・ハドソンの存在感にクギ付け物語をかき回す役だからという理由だけでなく、なぜか目で追ってしまう魅力があります。これから彼女、出演作ふえるやろうな~
エディ・マーフィーも久々の当たり役!ジェイミー・フォックスも相変わらずいい役者です(感心)
黒人アーティストとしての壁をまだまだ抱えていた時代を駆け抜け、新しい音楽を求め続けたカーティスとドリーメッツの感動ミュージカルは、ちょっと先ですが2月17日公開ですきっと、アカデミー賞にも絡んでくるのでお楽しみに!
アニカ ビヨンセ ジェニファー
余談ですが、途中でビヨンセが、オセロの中島さんに見えてきて・・。ちょっと似てると思いません?:*:・( ̄∀ ̄)・:*: