MUCHO dos 代官山物語 -20ページ目

MUCHO dos 代官山物語

代官山のファッション・グルメ・音楽・ペット情報

 

MUCHO2とトルーマン・カポーティの仲 (Truman Capote)(1924~1984年)

 

地球は今、コロナのPandemic(パンデミック)で大混乱。海外旅行が、増々困難になっています。

 

そんな中、日本国内で異国情緒を味わえる風景を探して、代官山を訪れる人達がいます。

キャッスルマンションの向かいにある、カフェの3階から見える景色は、まるで海外を連想させる景色。密かな東京のオアシス、代官山がここにあります。

 

広大なアメリカ合衆国を流れるMississippi River(ミシシッピ川)の遊覧船の建物は、よく見ると違った装飾部が、ユニークです。

 

私は、大学の卒論でTruman Capoteの「遠い声・遠い部屋」(Other Voices, Other Rooms)を取上げました。このアメリカ南部出身の知的で繊細な作家を、私は、尊敬しています。

 

カポーティのLocal Color「観察記録」によると、ミシシッピ川のNew Orleansニューオーリンズ)とSt. Louis(セントルイス)の間のリバー・ボートで、Louis Armstrongルイ・アームストロング)と出会い、ルイの素晴らしいトランペット演奏と歌を楽しみながら、タップダンスをしてチップを集めた頃の、アルバイトの思い出を語っています。

 

2019年にEbs Burnough (イーブス・バーノ監督)が制作した映画「The Capote Tapes」は、同時代の作家や養女のインタビューやフィルムを編集した貴重な映像のドキュメンタリー映画です。

 

作家志望の美少年が、南部の白人や黒人に育てられ、田舎からN.Yに出ると、早くから文才が認められ、アメリカメディアのスターに昇り詰めました。文学、ジャーナリズム、テレビ、映画、ファッション、大金持ちのセレブとの交流で有名になりました。

晩年は、アルコールとドラックの問題がありました。昨今の人種差別やセクハラの論争も子供の頃から体験しました。

批判精神の旺盛な カポーティは、ドメスティックではなく、ヨーロッパやアメリカなどへ旅行し、音楽や色彩、インテリアなど外国でも自分の感覚や趣味を磨き、人間の感情や行動を知的に分析し、事実と虚像をミックスして表現できる個性を発揮しました。そのユニークな個性は、ユニバーサルでグローバルな人達の先駆けの様です。

 

いつの日か、COVID-19禍が終息したら、ミシシッピ川の汽船に乗って、ハリケーンが来ない季節に美しい月を眺めながら、歌や踊り、アメリカ南部の料理を楽しみに、そんな夢を見る様に、カポーティはお勧めです。

 

Post card

TRUMAN CAPOTE, March 30,1948

Photograph By CARL VAN VECHTEN