粉末戦隊!「パウダー7」 | 黑顔の無ウ兆(MU-CHO)

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楽しい日々、DANCE日記

僕が手のひらから、コナを出せる様になったのは、サイババがTVで騒がれはじめた時と同じ頃であった。
実は僕とサイババを含め、この時代には
世界に数名、手からコナを出せる人間が現れていたのだ。
明るみには出ていないが、その中の7人の人間を闇の権力者達は、
「パウダーセブン」
と呼び恐れていたのであった。
僕が使命に目覚めるまでの苦労と悲劇のお話しをよう

パウダーセブン・ シーズン1 「覚醒」

初めは何て事は無い、微量に出ていたコナは、
ただ、ただ・・・僕の黒い肌の手のひらだけを白く見せる程度であった。
そんな白黒ハッキリとした手だった為、周囲から
「オセロ 中島」と呼ばれ、からかわれていた。

中学2年の秋、イナズマが落ちた・・・
体育祭で踊るサルサの練習時、思春期
真っ只中だった僕等は、素直にペアを組めずにいた
特に僕は、リズムに合わせ手を叩き合う瞬間
「パフッ」と言う音と共に、コナが舞う為
周りは気味悪がり、誰もペアにはなりたがらなかった。
そうして男子で最後まで残るのが僕でした

女子で、最後まで残るのは決まってトドミと言う子でした。
個性的な髪型、神秘的な顔をした女性でした
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家柄が貧しく、33人の弟達の為に家事やお手伝いをしている為、
宿題が出来ず成績はいつも悪く
服装もとてもみすぼらしかった
だけど彼女は、いつも志村ケンのモノマネで周囲を和ませ笑わせ
クラス内ではムードメーカーでした。

そして、トドミだけは唯一、僕の事を「オセロ 中島」とわ呼ばず
志村の声で「オセアニア オリンピック代表」
と、素敵なアダ名で呼んでくれたのだ
負けじと僕も加藤 茶の声で「トドちゃん ペっ!」
と返し最終的には、いつも殴り合う喧嘩に発展しました


その日は覚えたてのデンプシロールで彼女の攻撃を避け
つつ、取って置きの一発をコメカミにブチ込んでやろうとした。
ところがデンプシーロールは上半身を大きく揺さぶる為、
手のコナが舞ったのだ・・・
僕は僕のコナで視界を奪われた。
次の瞬間、彼女のフリッカーが僕のアゴをかすめた!
僕は脳震盪を起こして彼女の胸元へ倒れこんだのだ

「ドサっ」
次の瞬間
トドミは恥ずかしそうに、志村ケンの声で叫んだ
「ああああぁぁぁぁ~」


・・・・・(沈黙)



僕はイナズマが落ちる様な恋をした。
それ以来、僕はトドミを意識し続けた・・・

学校のレモン石鹸で頭を洗う姿も
大量のトイレットペーパーを盗む姿も
飼育している魚を食べる姿も
アルコールランプのアルコールで一杯やる姿も
飼育しているニワトリを逃げ出す様に仕向け、
木陰で絞め殺し体操着袋に入れ持ち帰る姿も
全てが愛らしく、彼女から目がはなせなかった・・・

彼女の事を想うと胸が張り裂けそうに高まり
頬が赤く染まり
手から大量のコナが出た・・・・


二人はサルサを踊ることはなかった・・・
僕は手のひらから出る大量のコナが止まらず、秘密結社に身柄を拘束され表世界から個人データを抹消されたのだ
これが、ハッキリと手からコナが出る様になった時の話だ

あれから50年の年月が流れた・・・
こんな形で、トドミと再開するとは思いもしなかった・・・
コードネーム 「トドミ」・・                            
                            
                                続くわけがない


先週日曜、福島県棚倉町文化センターにて中西圭三さんのバックダンスをしてきました。
たまたま出身地でした、こんな素敵な機会を与えてくれて本当にありがとうございました。
胸張って踊ってきました!
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高速インターにてお弁当&糖分補給(遠足気分でした)
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リハーサル
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この棚倉町は、実は廃校になった自分の母校(高校)があった町です。
当時、ミュージシャンを夢見てた自分は、
このホールの、なぎら健一さん司会のミュージックフェスにて
一度、オリジナルソングを歌った事があるんです。
当時、世間しらずだった自分は大きな淡い夢を抱いていました(´□`。)
上京して、叩かれて、上手く行かず、めげて、負けて
ダンスと出会って、自分と向き合って
今度は、プロのダンサーとして、また同じステージに立てましたヽ(゚◇゚ )ノ
正直、嬉しかったッス!
ステージから両親を見つけて、ウルっ(涙)ときました。
もともとマメに連絡も取り合わず、最近、親の弱いところに厳しい言葉をはいてしまって
まぁぁ 見に来ないだろう~ と思っていたので、
ちょっとビックリでね、ウルっときたのだよ(゚ーÅ)
高校の時も会場から見てたんだよなぁ~
当時は気が付かなかったなぁ~ っと
柄にもなくシッポリ、そして今を感謝(〃∇〃)

より、いっそう頑張って小説家の道を目指したいと思います!
応援よろしくお願いします( ・(ェ)・)
そうそう、文化センターの人が当時の事を覚えてて楽屋まで挨拶に来てくれました。
それも、ほんと嬉しかったけどo(TωT ) あえてサラっとしてみました(照)
終着点じゃなく、また来れる様に願いを込めて☆
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福島のダンサー、カトケン夫婦から差し入れ、ありがとう♪ござんした
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同じく福島の友達、深谷夫婦からの差し入れ、ありがとう♪ござんした
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