私は、狐の妖怪として、現代まで長きに渡り世の中を除いてきた
その中でも一番と言っていい、人間の醜く哀れな話をしようではないか
あれは、江戸の街に見せ物小屋が栄えた夏の頃のこと
私は罠にかかり、見せ物小屋でショウダンサーとして
働かされていた。時給は、寛永通宝1枚だ
そう・・・ 以外と貰っていたのだ。
店のオヤジは言った
「こう暑くっちゃ 毛皮を着たオマエさんは さぞ辛かろう」
私は、こう返した
「コン!」
店のオヤジは言った
「うっ・・ん・・・ 何言ってるか・・ わかんねぇや(笑)」
私は、全力でこう返した
「コーン!!!」
店のオヤジは言った
「だから、何だかわからねぇよ!(怒)」
・・・・・。
その時、私は気付いたのだ!
言葉が通じないのだと・・・
そこで私は、人に化けてみた。
ボボボ~ン
店のオヤジは、化けた姿を見て 目を丸くした。
そう、私は人に化けたは良いが、レディガガに化けてしまったのだ
店のオヤジは、こう言った 「・・・ガガ様」
私は、慌てて化け治した。
ボボボ~ン
店のオヤジは、化けた姿を見て 目を丸くした。
そう、私は人に化けたは良いが、風の谷のババアに化けてしまったのだ
店のオヤジは、こう言った 「・・・ババ様」
私は、慌てて化け治した。
ボボボ~ン
店のオヤジは、化けた姿を見て もの凄く警戒した!
店のオヤジは、こう言った 「・・・どちら様?」
私は、気持ちを伝えるべく
思い思いの感情を整理し
感謝とお礼の念を込めて
ゆっくりと大きな声で店のオヤジに伝えた
(心の声)
やっと伝える
やっと伝えられる
嵐の日も寒い夜も炎天下のお昼も私を気づかってくれた
見せ物小屋のオヤジさん
ああああああ
嬉しい・・・
聞いて下さい オヤジさん
「コーーーーーーーン!!!!!!!」
・・・・・・・・・・・。
そう言葉なんて重要じゃないんだよ
世の中、一番大切なのは熱いハートだよ
その中でも一番と言っていい、人間の醜く哀れな話をしようではないか

あれは、江戸の街に見せ物小屋が栄えた夏の頃のこと
私は罠にかかり、見せ物小屋でショウダンサーとして
働かされていた。時給は、寛永通宝1枚だ
そう・・・ 以外と貰っていたのだ。
店のオヤジは言った
「こう暑くっちゃ 毛皮を着たオマエさんは さぞ辛かろう」
私は、こう返した
「コン!」
店のオヤジは言った
「うっ・・ん・・・ 何言ってるか・・ わかんねぇや(笑)」
私は、全力でこう返した
「コーン!!!」
店のオヤジは言った
「だから、何だかわからねぇよ!(怒)」
・・・・・。
その時、私は気付いたのだ!
言葉が通じないのだと・・・
そこで私は、人に化けてみた。
ボボボ~ン
店のオヤジは、化けた姿を見て 目を丸くした。

そう、私は人に化けたは良いが、レディガガに化けてしまったのだ
店のオヤジは、こう言った 「・・・ガガ様」

私は、慌てて化け治した。
ボボボ~ン
店のオヤジは、化けた姿を見て 目を丸くした。

そう、私は人に化けたは良いが、風の谷のババアに化けてしまったのだ
店のオヤジは、こう言った 「・・・ババ様」

私は、慌てて化け治した。
ボボボ~ン
店のオヤジは、化けた姿を見て もの凄く警戒した!

店のオヤジは、こう言った 「・・・どちら様?」

私は、気持ちを伝えるべく
思い思いの感情を整理し
感謝とお礼の念を込めて
ゆっくりと大きな声で店のオヤジに伝えた
(心の声)
やっと伝える
やっと伝えられる
嵐の日も寒い夜も炎天下のお昼も私を気づかってくれた
見せ物小屋のオヤジさん
ああああああ
嬉しい・・・
聞いて下さい オヤジさん
「コーーーーーーーン!!!!!!!」
・・・・・・・・・・・。
そう言葉なんて重要じゃないんだよ
世の中、一番大切なのは熱いハートだよ
