ナムルのブログ

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呪術ってもんがある
じゅじゅちゅ
言いにくいね
夜中に藁人形でもってカーンカーンってしたりするアレ
あれは呪いたい相手に呪をかけてるわけじゃないのかもね
その藁人形を相手と見なすことで
釘でコンコンする事で少しスッとする?
そうやって、相手に危害を加えたという呪を、自分にかけてる

そんで、たまたまであれ何であれ
相手が何らかの不都合に見舞われたなら
それが呪術の効果だと認識する
認識してしまう
してやったりな気持ちになるのかねぇ
まぁなんであれ
自分は呪術により相手に危害を加えたという認識が定着する
呪にかかる
これがいわゆる『穴二つ』

はてさて
ここで困ったことに
日本人には『因果応報』という桁外れな影響力を持つ呪がかけられている
サクッと言えば
良いことすれば良いことがある
悪いことすれば悪いことがある
である

人を呪って危害を加えた
これはまぁ、悪いことだね
真実がどうであれ
認識でそうなら、それはそうなる
その人にとって、それが現実となる
現実とは認識に過ぎないのだから
どんなに自分を正当化しても
人を呪って危害を加えたという悪事の認識は
現実として現れる認識に影響を与える

悪いことをしたんだから
悪いことがおこる・・・
そういう呪が認識に影響を与える
サクッと言えば
なんか不都合に見舞われたなら
それは人を呪ったりしたからバチがあたった
ってな感じになる
不都合に見舞われるたびに
そんな風に感じるかもしれないねぇ

自分が呪ったんだから、相手も恨んで呪ってるとか考えちゃうと
もう泥沼だね

さてさて
これは何も藁人形コンコンに限った話じゃない
人なら生きてりゃ誰かを怨むなんてこと、ザラにあるでしょう
特に呪術を施さなくてもね
『酷い目にあっちゃえ』
なんて思うこともあるでしょう

そのたんびに
この『呪のスパイラル』が起きている
まぁ、
もうね
とにかく面倒臭い
アッチでもコッチでも
誰かが誰かに牙を剥いて
自分で自分に呪をかけてる
痛々しくて見てるのも疲れるけど
自分でかけた自分の呪は
自分でないと解けない
自分の認識を改められるのは
自分だけなんだよ

『呪』の音『シュ』が
『酒』の音『シュ』と同じなのも興味深い
要するに
酔っ払ってるのと同じなんだよ
酔ってるうちは高揚感あって気持ちいいのかもしれないけどね
『シュ』を抜いてシラフになって
面白おかしく人生を楽しんでくれることを願うよ

さらに言うなら
もっと自分も世界も過ごしやすくなるような
そんな呪をかけてくれたらなと
そう思うよ
タチの悪い酒はやめて
いい酒を飲もう!
みんな気持ち良く酔っ払おう!
そんな『シュ』を
僕は望むよ