◆◆◆ face to face ◆◆◆ | ちょっとした工夫で効果抜群な 自宅での福祉住環境整備ノウハウ

ちょっとした工夫で効果抜群な 自宅での福祉住環境整備ノウハウ

 福祉住環境コーディネーター、福祉用具専門相談員として病気や障がいを抱え自宅で生活されている方々から学ばせて頂いた、知識だけにとらわれない“現場ノウハウ”をお伝えしていきます。
 マニュアル的な方法論ではなく「臨場感」を大切にしています

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face to face 東日本大震災リハネットワークは、有志のリハビリテーション専門職者(リハビリテーション専門医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)を中心に、栄養士、保育士、ボディーワーカー等も参加する、災害リハビリテーション支援団体です。

2011年6月に浦和で開かれた報告会に参加させて頂き、その後もみなさんの活動を間近で、ネットで拝見させて頂きました。

リハ職でもない私はきっと、周りのみなさんから
こいつ誰? と思われていたに違いないのですが・・・
リハ職の皆さんは温かく受け入れてくれたのです。
私は私で 「その内、なにかできるかなぁ・・・」と

(多少は申し訳ない気持ちを持っている
(^▽^;)
思いつつも参加し続け、今年5月に藤本代表から
「仮設住宅に手すりを」というお声が掛かり、
なんだかんだで半年も掛かってしまいましたが
つい先日行ってきました~ ヾ(●⌒∇⌒●)ノ 

そして、
喜んでもらえて
良かった良かった。


『遠隔アセスメント』
今回、初めての試みでした。
もちろん一人ではできませんので現地のコーディネーターさんとメールで情報交換しながら準備を進めました。
私にとって一番の鍵は、
「何ができるか できないか」をつかむ
ことなのですが、メールの文字では私に響かないために
1分半ほどの動画をCDで送って頂きました。
何度も何度も繰り返し見て こうかな?ああかな?と
自分なりに発想を拡げ、”その時”を待ちました。

↑ 動画で私が何を見てるのか?というと
どのように動き出しているのか、
動くきっかけのためにどうしているか、
動き出せないのはなぜか、等です。
ご本人が動くために重心をどう制御していて
何がどう阻害しているからできにくいのかを
環境と照らし合わせて全体や細部を”観て”います。

立てる 立てない
ではなく、
どうやって立っているか
どの瞬間が危ないか
立てないのは何がどう邪魔してるのか

⇒そして「こんな環境だったら自分でできるじゃん!」という流れで、
その後は とにかく色々な方法でその人に合わせて
環境を作ってしまえばうまくいかないわけがない
(^^)

これは私が編み出した、というより
今まで関わらせて頂いた利用者さんから教えて頂いた方法です。
どんなに素晴らしいアイデアが浮かんでも、
それが自分本位であれば・・・
つまり自分がやりたいようにやっても、
結果は自己満足です。

今まで私がこのブログで紹介した事例を見て読んで
コメントくださった方々がいます。
ほとんどが「賛」の方でしたが、賛否は当然あるでしょう。

様々な方の意見を頂きながら、
自分なりに利用者さんの声に耳を傾け、集中し
寄り添いながら 学んでいければと思います。

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