未来になれなかった夜に
過去を思い起こすとあの時あの瞬間しかないと思う過去がある
人はあの時があるから今があるとか宣うけどそれはただの結果論でありある意味諦観に似た何かだ
僕の人生は諦観の連続だった
あの人に最後に伝えたかったことはなんだろう
僕はあの狭い部屋から抜け出るのと代わりに失ったものはなんだろう
今にこじつけた人生
それはそれで悪くはないけど
湿った後悔を感じながら
日々の虚無に追われる
いつかのいつかに辿り着いてしまった僕はこれからまたどこに向かうのだろう
回顧したときに眩いくらいの過去を持てたとしたらそれは今とどちらに価値があるのだろう
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