西ドイツ軍 の 空挺ナイフ が出て来ました。
German Military Paratrooper Gravity Knife

西ドイツ軍 としては、中後期位のモデルで“ グラビティナイフ ”とも呼ばれてます。

ブレードを収納した状態です。
右側にあるレバーを前に倒して、振り出すと刀身が現れます。
日本では振り出しナイフと云われてますネ~!?

グリップには、製作会社“ アイクホン ”社のマークと LL80 の文字が入ってます。
※追記
LL80 は アイクホン社 が 倒産 後 スコットランド の LBA システムズリミテッド が買収 子会社 化して 製造されたモデル のようです。
樹脂製 グリップ が オリーブ色 (写真の品)は 民間用で、黒色 が 軍用 のようです。

裏側には、“ GERMANY ”と入ってます。 もしかして統一ドイツ後の品?

こちらも同一の 空挺ナイフ です。 Bundeswehr Kappmesser Fallmesser
製作会社も アイクホーン 。
AES は Annette Eickhorn Solingen の 略らしいです、後ろの2桁は年号。

ただグリップの文字が、LL80 ではなく“ AES 83 ”になってるので、こちらの方が 官給品 のようですネ!?

裏側は製造国の“ WEST GERMANY ”

Eickhorn 社のマークは、ブレードに入ってました。
という事は、こちらが 西ドイツ 時代のモデルなのかな!?

そしてもう一本、 これは 日本製 の レプリカ ( コピー品 )です。
※この複製品は、日本製ではなくて 韓国製らしいですヨ。

良く出来てますが、グリップには何も刻印が入ってません。

裏にも国名は入ってないです。

3本とも、ブレードの他には横にスパイクが付いてます。

折りたたみ式で、横の溝にスッキリ納まります。

左から“ LL80 ”、“ AES 83 ”、“ レプリカ ”の順ですが、パッと見には 区別が付かないですネ~(笑)
なお、今使われてるタイプは ブレードの下半分がセレーション(波刃)になっていて パラコードやロープがより切断し易くなってるそうですヨ。
注意したいのは、日本製のレプリカがドイツ軍の実物と偽ってオークションなどで出品されている場合が散見されるため良く品物の細部を確認された方が良いですヨ!!
※2024/11/19追記
momoさんからの情報で、日本製としていたレプリカは 韓国製との事です。