世界中の子供たちと遊んで学ぶ!みんなでつくる小学校!

世界中の子供たちと遊んで学ぶ!みんなでつくる小学校!

東南アジアでの小学校設立に向けた活動。
活動で得た貴重な経験と情報をお伝えします。

ただの子ども好き

 

精神年齢が低いためか、大人より子どもと関わる方が自然でいられる。

 

気付けば、子ども食堂や、オンライン学習支援にも参加していて、
自分の子どもが生まれた時には、育児休業を延長・延長…で、結果1年半。

現在も、一番の楽しみは3歳の息子と遊ぶ事。

 

そんな、子ども好き(と言うか、中身が子どもな)中年男性です。

 

 

仕事で知ったカンボジアの教育実態

 

18年勤務している金融会社は、海外展開している事もあり、

仕事でアジア諸国の人達と関わる事があります。

そんな中、カンボジアで教えてもらった教育実態に驚き!

 

 小学校を卒業するのは、約半数

 中学校にいたっては、1・2割程度

 

なぜそんなに少ないの?

と思って聞いてみると、

農作業など貴重な労働力となる子どもは学校を休みがち。

結果、勉強について行けずドロップアウト。

 

また、教師の数も足りない。

教育水準が低いので教員の質も高くない。

という、教育内容にも課題があるとの事。

 

それ以降、途上国の教育問題を少しでも改善できないか?

と、考えるようになりました。

 

 

恵まれていた自分

 

正直、自分は勉強が嫌いで小・中学校で勉強した記憶はなく、

宿題はほとんど手を付けず、夏休みの宿題も親に手伝ってもらって何とか。

 

高校では適当に過しすぎて、単位が取れず中退することに...

 

たまたま知った大人(メーカーの研究職)に憧れ、

大検を受けて、大学・大学院に進み、物理学修士課まで修了しましたが、

その機会がなければ中学卒業までで修了してました。(汗)

 

※大学院で企業と共同研究を行う中、適性がない事に気付き、

 研究職に就きませんでした。

 

今から考えると、幾らでもやり直しが効く日本は、本当に恵まれてますね。

 

 

日本の教育コンテンツ

 

不真面目ながらも、理系科目は向いていたようで、

数学と物理の授業は、高校でもある程度聞いていました。

そんなレベルでも、やり直しが効いたのは、日本の学校教育が優秀だったからだと思います。

 

実感のない人は多いかも知れませんが、

PISA(Programme for International Student Assessment)という

OECD(経済協力開発機構)が実施する学力調査では、

数学リテラシー・科学リテラシー分野で、日本はOECD加盟38カ国中、何と1位!

 

PISAの対象は義務教育を修了する15歳なので、

少なくとも、日本の小・中学校の教育コンテンツは、世界トップレベルと言えるんです!

 

ただ、大学受験が終わると、大学でも会社でも勉強しなくなるのは大きな問題ですが...

 

 

45歳からの挑戦

 

高校を中退してフリーターを経験するなど、人生で寄り道をして、

大学院までと少し長い学生生活、

社会人も20年近く経験、

と、自分のための時間は十分使った今。

 

45歳で人生の折り返し、残りの人生は何をする?と悩み

恵まれた日本で学んだ知識と経験を生かして、好きな子どもに向けてできる事を見つけました。

 

それが、途上国を中心とした海外での小学校設立です!