通学路
2年目の6月
今日も学校への道をムスコと
手を繋ぎながら歩いてる
失望を先取りし、心の奥には期待を秘めて
今日は子供たちがたくさん歩いてる日
今日はだれも通らなかった日
今日のこの時はどっちだろう
変わらないのは隣接の中学生の
朝練での空を突く掛け声
いつものようにムスコは少し下をむき
所在なさげに学校まで歩いて行った
学校に入れば元気で過ごしてほしい
と、いつも心から願っている
そして送り出した後
じんわり湧き上がる
安堵と心配
そして
頼りない自分自信を
見透かされに
いつもの紫陽花と菖蒲に逢いに行く
通学路から一筋離れた園は
早朝この時間は人はあまりなく、
わたしは園のみんなを
独り占めしてるような心持ちになる
かわいいね、素敵だね、
そう花々に話しかけ
絵を描いて
写真をとる
わたしもこうしてまた自分という
彩りをとりもどせる
さあ!今日も、また頑張ろう
いつかムスコにも
この紫陽花たちのように
だれかと寄り添いながら笑い合える
そんな鮮やかな日が
きっときっと、訪れます様に
