子供の才能とファッション風水 凸凹教育 | 印象学イメージコンサルティングで「あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。」【東京(港区)】

印象学イメージコンサルティングで「あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。」【東京(港区)】

国際イメージコンサルタント・印象学者akoによるブログ。2008年より口コミだけで全国からお客様が集まり続ける人気コンサルタント。印象アップの秘訣や養成講座スクール情報の他、自由な海外生活などのプライベート情報もお届けしています。

 皆様、こんにちは。国際イメージコンサルタント・印象学者のakoです。
ファッション風水のコンサルティングをしていると、「子供も診断できますか?」という
ご質問を頂くことがあります。

答えはYesです。
お子様の場合でも基本的に診断のポイントは同じです。
むしろ子供の場合には仮面をつけることを覚えていない分、大人以上にストレートですよ。

但し、大人と違って自分の思いを明確に言語化できるわけではないですし、
心理テストも難しいでしょうから、基本的には観察ベースでじっくり見ていくことになります。

例えば、一人で遊ぶのが好きか、グループで遊ぶのが好きか、お友達とどんな関係を好むか、
どんな遊びをしているか、どんな色や物を好むかなどを見ます。

大人の場合も、仮面をつけすぎて何が本当の自分かが分からないという場合、
子供の頃のことを振り返って頂くことがあります。

そうすると、無邪気な時の自分はこんなだったなぁという記憶から、
仮面を沢山付けてしまっていたことに気付けたりするのです。

ご自身のファッション風水心理分析・自己表現学の診断を受けて以降、
5つの人格分類を、子育てのヒントとして使って下っているお客様も居らっしゃいます。
先日もメールのやり取りの中で、こんなことを書いて下さったお客様がいらっしゃいました。

「いくら小さくても子供にも個性があるのに、親だからと言ってそれを尊重せずに
私の考えで押し付けてしまいそうになった時に、ファッション風水を思い出します。
頭で分かっていても子供をかわいく思うほどついついやってしまっていたのですが、
子供の個性を尊重することの方が大事だと思えるようになり私も楽になれました。」


実はコンサルティングをしていて、本当の自分が分からない、自信がないとおっしゃる場合、
ご両親からの期待値があまりに強く、自分の気持ちを無視して親が理想とするレールを
歩いていたというパターンが多いのです。

決してご両親との関係がうまくいっていないとかそういうことではなくて、
むしろ愛情たっぷりに育てられてきているのにも拘わらずというのがポイント。

親のいう「正解」や「理想」に近づけるように努力をしているうちに、
本来の自分の価値観や自分の思いが分からなくなってしまうのです。
だからいつもどこか不安で自信がなく、何をしていても自己評価が低いという状態。

もちろん親は子供に正しいことを教える必要はあると思いますし、
色々な道を見せ、そのレールを引いてあげる必要はあると思います。
でもそんなお客様の声を聴いていると、その加減が難しいなぁと感じるようになりました。

私は自分が体験していないことを人にお願いしたりするのは嫌なんです。
私なら「まずは自分がやってから言ってくれ。」と思うから。笑
やったこともない人があれこれ理想を言うだけなら本当に簡単ですものね。

というわけで、子育て未経験の私は何が理想かはまだ言えない立場だと思っているのですが、
あまりに多いケースなので、私が見てきたこの事実はお伝えしたいなぁと思いました。
続きは自分の子供で実験(笑)したら、実験結果と共にブログでもご紹介していきますね。





先日、友人の子供の絵を見せてもらった時のこと、
「うちの子、何度言っても雲とか煙をこんな風にカラフルに塗るんだよね。
見本はグレーになってるでしょって言ってもダメでね。塗り絵苦手なの。」

いや!それはむしろ一つの才能かも!
大人は「平均値」を知っているが為に、雲や煙は白やグレーで塗るのが「正解」だと
思い込んでいますが、実際に見えないものを表現する方がすごいことだと思うのです。

大人になったら、煙や雲を虹色に塗りたくても大抵は塗れなくなりますから!
目に見えるものだけの「平均値」を目指すから、みんなが白やグレーで塗るわけですよね。
そんなの本当につまらない・・・・・。笑

そんな中、人目を気にせず虹色に塗れてしまう人だけがアーティストになっている。
だから、友人にも是非是非そのカラフルに塗れる才能を伸ばしてほしいと言いました。

もちろん実際の雲や煙の色を教えるのは親の役目だと思うのですが、
「正解」を知って、それでも虹色に塗りたいという子供は、虹色で塗ったら良いと思うのです。
アートって写実だけじゃなくて抽象という分野もありますし♪

子供は言葉で表現できない分、絵で表現しているとも言われますから、
なおさら大人の常識である「正解や平均値」との比較で無理に修正しない方が、
本来生まれ持った感性が解放され、その個性を発揮できるようになるのではと思うのです。

私は子育てはしていないですが、イメージコンサルタント養成講座をしていて、
「教える」ではなく「育てる」を目標に講義をしているので、
生徒さんたちに対しても同じことを意識して接しています。

「正解や平均値」を教えるのは講師の役目ですが、それをそのまま忠実に取り入れるのか、
もしくは大幅に平均値を超える個性的なアレンジを選ぶのかは生徒さんの自由。
だから私は基本的に取り入れ方に関しては何も強制しません。

「正解や平均値」を少しのズレもなく忠実に再現をすることも、
原型を留めないほど超個性派にアレンジを加えることも、私はどちらも才能だと思うからです。

そんな風に意図的に凸凹教育をしていると、全員が天才に見えますし、
血がつながっていなくても、まるで自分の子どものように誇りに思えるのです。笑

もちろん子育てとコンサルタント養成は違いますが、
いずれにしても個性って本当にそれぞれですから、
世の中の人間は全員違って良いと思っています。

「うまく塗れないから苦手。」ではなく「型にはまらない創造力がある。」と信じて、
世間の正解を押し付けずに観察してみると、カラフルに塗れる子供は誰も真似できないくらい、
更にカラフルに塗れる才能を発揮するかもしれません。

もしくは、カラフルなのはおかしいと感じる日がくるのかもしれませんが、
自分で気づくことに価値があるのではないかなぁと思うので、
それまではカラフルな世界を存分に楽しむのもありかもしれませんね。

いずれにしても大事なのは、自分自身の意思を素直に感じるということ。
それが確実に自己評価と連動していると感じるからです。
そんなことを、引き続きこのお仕事を通してお客様にお伝えしていきたいなぁと思います!