先週、フィリピンからインドネシアに行ってきました！
といっても私が行って来たのは、リゾート地バリではなくて首都ジャカルタ。
PPM School of Management (PPM)主催のビジネスケースコンペティションに参加してきました。
このコンペは東南アジア＋中国の大学院で学ぶMBA学生の為の国際大会です。
というわけで、実際に大会に参加したのは私ではなく大学院在学中の夫。笑
夫が大会のファイナリストとして選ばれ、ジャカルタでの最終プレゼンに参加する為、
お世話になっている大学院の教授や同級生に交じって私もインドネシアまで同行してきました。
日本なら「え？妻が？でしゃばるな！」ですが（笑）、家族最優先のフィリピンならではで、
スペシャルゲストとして私までご招待して下さったんです！
大学院の先生方、関係者の方々に本当に感謝です。
ちなみに私も大学や専門学校、セミナーなど沢山の人前で話すことがありますが、
自分が話すよりも夫がプレゼンを見る方がよっぽど緊張しました～。笑
結果は惜しくも優勝こそ逃したものの、二位表彰台に立つことができました！
夫だけではなく、チームメイトの二人もここ数ヶ月ずっと準備に追われていたので、
本当に三人の努力が実って良かったなぁと思います。
今回の大会のテーマは偶然にも「Employer Branding」だったので、
職業柄なおさら興味があって、とても勉強になりました。
私は専門家ではないので戦略的な細かいことはもちろん分からないのですが、
ずっとプレゼンの「印象」をチェックしていて、お国柄ってあるなぁとつくづく思いました。
もちろん国だけではなくて参加者のパーソナリティも関係するとは思いますが、
やっぱり一般的なその国のイメージ通りの印象なんですよね。
国際比較って本当に面白いなぁと思います。
ちなみにフィリピンはというと、やはり世界幸福度ランキング7位なだけあって、
プレゼンも闘争心むき出しではなく、笑顔を絶やさず明るくポジティブな印象を受けるのと、
MBA学生の中で比較しても、完全バイリンガルの彼らの英語力はダントツだなぁと思いました。
ちなみにコンペ前日にはウェルカムパーティーが開かれました。
当日のドレスコードは「民族衣装」。
フィリピン代表として参加しているので、もちろん私も着物ではなくフィリピン民族衣装です。
フィリピンは多民族国家なので、いくつか民族衣装があるのですが、
今回私が着たのはTerno（テルノ）というバタフライスリーブが特徴の民族衣装。
以前にもブログでご紹介しましたが、イメルダ元大統領夫人が愛用していたことでも有名です。
今回は夫の衣装に合わせ最もノーマルなクリーム色にしましたが、
夫のチームメイトが着ているのは鮮やかなターコイズ色のモダンなデザイン。
すごく綺麗で目を引きました。
振袖と同じくフィリピンでもTernoは滅多に見かけないのですが、本当に素敵な民族衣装なので、
もっともっとあちこちで着てほしいなぁと勝手に願っています。笑
フィリピンの民族衣装って特に女性は西洋風なので、アジアの中だと特に目立つんですよね。
なので色々な国の方から質問されましたが、これが正真正銘フィリピンの民族衣装なんです。
フィリピンは300年以上スペインの植民地だった為、その影響で民族衣装も洋風なわけですが、
思えば東南アジアの他の国もヨーロッパの植民地だったのは同じ条件。
じゃあ、なんでフィリピンだけ西洋風になったんだろう？という新たな探求心が芽生えました。
もし謎が解けたらまたブログでもご紹介しますね。
今回は開催国インドネシアからのファイナリストが多かったのですが、
インドネシアもフィリピンと同じく多民族国家。
なので、写真のように地域によってまるで違う国のように様々で興味深かったです。
国際的なパーティーのドレスコードが民族衣装ってお互いに楽しめるので良いですよね。
これからもシーンに合わせて、私も両方の民族衣装を楽しみたいなぁと思います。
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