アクセス解析をしていると、「イメージコンサルタントになるためには」といったキーワードで
私のブログに辿り付く方が多くいらっしゃるようです。
国家資格などではないので、イメージコンサルタントになるための方法は様々ですが、
コンサルタントになる為の道のりや、仕事について書いた記事がありますので、
ご興味のある方は、まずはこちらの記事をご覧下さいませ。
今日は、先日の記事に引き続き、イメージコンサルタントに必要な素質についてお話します。
前回、イメージコンサルタントには表現力が必要だという記事を書きました。
意外に思われるかもしれませんが、理論の暗記では対応しきれないのが
イメージコンサルティングです。
だから表現力が必要ということになります。
もちろん基本的な理論はあるので、きちんとトレーニングを受けたコンサルタントであれば、
決して表現力やセンスだけでアドバイスをするわけではないのですが、
とはいえ、最終的には担当するコンサルタントなりの表現が必ずどこかに現れます。
それは、ファッションを提案するセンスかもしれませんし、カルテの作り方かもしれませんし、
言葉の選び方なのかもしれませんが、どこかで必ず表現力を問われることになります。
なので、お客様がコンサルタントを選ぶ時、あるいは生徒さんがスクールを選ぶ際にも、
「センスが良いなぁ。」「分かりやすいなぁ。」と思うコンサルタントを選ぶと納得しやすく、
診断結果なども受け入れやすいのではないかと思います。
そして、イメージコンサルタントに必要な素質その2は「対人能力」です。
イメージコンサルタントとして、好印象であることは「イメージ」のプロとして必須です。
何度かブログでも書いていますが、イメージコンサルタントは「印象」のプロフェッショナル。
日本では、「パーソナルカラー診断」「ヘアメイク」「骨格診断」「体型分析」など、
外見のトータルアドバイスができる人のことを「イメージコンサルタント」と呼ぶ傾向が
ありますが、それらのメニューは全てイメージアップの為の一つのツールにすぎないのです。
本来、人の「印象」は外見のみならず、立ち居振る舞い、話し方やマナー、
対人コミュニケーション能力など、まさにトータルで決まります。
全ての要素が合わさって、初めて完成するのが「印象」なのです。
となれば、「イメージ」のプロフェッショナルであるイメージコンサルタントは、
「美しい」とか「お洒落」といった見た目が良いかどうかというよりは、
「印象」が良いかどうかという点でも自分のイメージを大切にする必要があります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20141123/18/mu-design/c0/fa/j/o0400026713137940554.jpg?caw=800)
特に海外のコンサルタント達は内面的な部分を語る人が多く、
物事のとらえ方や対人コミュニケーションなどについて語ることがよくあります。
そして本人達もキレイとかお洒落なだけではなくて、人として素敵だなぁと思う人が多く、
「好印象」まさに「イメージ」のプロフェッショナルだなぁと感じるのです。
私どものスクールでは、開業を目指す生徒さんにはブログを書くようオススメしています。
きっちり学ぶからには、どれだけ時間をかけ学んだのか、
いざ開業という時に、お客様に証明できるものを残してほしいからです。
最初に生徒さん達がブログを立ち上げた頃、
ブログの書き方についてもアドバイスをしたことがあります。
もちろん最終的には生徒さん達のセンスにお任せなので、
私がチェックしてダメ出ししたりはしませんし、作られた自分を演出する必要もありません。
むしろ本当に書きたいことだけを、嘘なく自分のペースで書くようにお話しています。
でも最低限のマナーという意味で、読者の方に不快感を与えないようアドバイスをしました。
それは、イメージコンサルタントとしてふさわしいイメージで居てもらいたいからこそです。
というわけで、外見でクリアできるのは「第一印象」だけ、本当の印象は「対人能力」が勝負。
実際にお客様に会った時のコミュニケーション能力、接遇能力だけではなく、
メールでの応対、ブログ、twitterやfacebookなどのSNSでのマナーも含め
どんなコミュニケーションを取るかによって印象は変わるのです。
そういった「対人関係」という意味で好印象を与えられるかどうかは大事です。
特に、イメージコンサルタントとしては必須だと思います。
単にオシャレな人、単に知識豊富な人では、「イメージ」のプロとしてはダメなんです。
人の気持ちを考えて対応できる「対人能力」を磨いていく必要があると思います。
そこはマニュアルではない部分なので、結局本人のセンスというところに戻ってくるのですが、
それは日々の過ごし方、心がけ次第で磨いていける部分だと思うので、
イメージコンサルタントとしてふさわしいイメージで居られるよう、
私も日々努力し続けたいと思います!
■イメージコンサルタント養成講座