今週の土曜日、2月14日はSt. Valentine's Dayですね。デパートなどは、バレンタインのお買い物で非常に混んでいるようですが、人混みが苦手な私には、いつも以上に立ち入るのがとても難しい、この時期のデパートです・・・・・・。さて、本日はそのバレンタインデーについてのお話です。
バレンタインというと、横文字なのでクリスマスのように欧米から日本に入ってきた行事のように思いますが、実は日本のバレンタインの習慣である「女性が男性にチョコレートを贈る」というスタイルは欧米のバレンタインの習慣とは違います。
実は、 ①女性から男性へ贈る ②チョコレートを贈る という、バレンタイン最大の特徴が、日本独自のバレンタインの習慣なのです!!
海外でも一部地域では、日本同様に「女性から男性にチョコレートを贈る」という国もあるようですが、基本的に欧米などでは、どちらかというと男性が女性へ贈る、もしくはカップルでお互いに贈り合う習慣があり、チョコレートに限らず、お菓子、花束、カードなどを贈る行事となっています。中には、匿名のカードを贈り、密かな思いを告白するといった習慣の国もあるようで、パターンは色々なのですが。
そして、最近日本では、男性から女性にプレゼントする「逆チョコ」という言葉を耳にするようになりました。例えば森永製菓はタレントの高田純次さんをCMに起用し、今年から「逆チョコ」を本格的に普及させようとしているそうで、おそらくCMをご覧になった方も多いのではないでしょうか。このCM自体は、ロマンチックとは程遠いのですが、とてもおもしろいCMです。
そして先週、私はテーブルウェア・フェスティバル2009
に行って参りました。そのセミナーの中で、フランス人のフラワーアーティストLaurent BORNICHE(ローラン・ボーニッシュ)さん
のお話を聞く機会があり、Laurentさんのデモンストレーションを拝見しました。
私は基本的にシンプルなものが好きなので、フレンチスタイルの花束よりも、どちらかというと、もっと空間を感じるような生け花などに神秘的な美しさを感じるのですが、Laurentさんのアレンジメントは非常にロマンチックで、これを男性から受け取ったら、これは誰でも嬉しいだろうなぁと思いました。
こちらはフランスの朝食の食卓をイメージした花束
なんとシナモンスティックにチョコレートコーティングしたものやアニスがアレンジの中に混ざっています。香りまで計算しているなんて、なんともロマンチックですね。
そして、こちらはバレンタインに男性から女性に花束を贈ることをテーマにした花束
写真では見えないと思いますが、実は真ん中に宝石のようなアクセサリーが配してあります。そして、まるでラッピングするかのように沢山のピンクのバラ花がジュエリーを覆っている、本当に女性好みなラブリーなアレンジでした。
どちらも本当に素敵な花束です。
まだまだ女性に花を贈るということに抵抗がある日本人男性は多いと思いますが、本当に花が好きな女性は想像されている以上に多いのです。
ですから、「バレンタインだから」ということを理由付けにして、男性から女性に花束を贈ってみてはいかがでしょうか。 もし、照れくさかったら「欧米では、こういうのが当たり前だから。」とか言っておけば良いと思いますし、きっと、相当喜ばれると思いますよ♪今年のバレンタインは是非、皆様もお試し下さい。