小説を読んでいて、印象的、素敵、心に留めておきたい、という文章は書き留めるようにしている。かれこれ5年くらい。
書き留めている文章には傾向があって、書き留めたいと思う理由が今でも分かる。
だけど、ノスタルジアを読んでいる自分は、これまでとは趣向の違う文章に興味を惹かれていた。
惹かれた一文の意味を額面どおりに理解するだけでなく、自分なりの解釈を見つけるまでには時間がかかりそうな文章も多かった。
一方で、とにかくシンプル。だけどそれこそが核心と思う文章も。
非現実的な描写は得意ではないけれど、描かれる心情や景色、言葉が美しくて余韻に浸りたい一冊✨
"人は皆、今この瞬間しかないというけれど、実は意識というものは常に未来か過去の中にしかないのかもしれないと。"
(本文より文章引用)