一週間の休みをとった。北海道に行くためだ。
レンタカーで道東から道央へ走りながら登山をしていくことにした。
メンバーはたれおとミキプルーンと自分(TTA)。実は年末年始もこのメンバーと北海道に行っているので今年2回目の北海道となる。
車なので幾分自由が効くためざっくりとした計画で走り出した。
基本はキャンプ場で寝泊まりとなるが、真ん中に星野リゾートをぶち込んでみた。これがどう全体の味付けとなるのかが未知数となる。
8/31(土)
中標津空港へたどり着いたときにはパラパラと雨が降っていた。
ミキプルーンは開陽台に行きたがっていたが、悪天のため、予定を変えて、サクッと野付半島に行ってみた。
ナラワラでは立ち枯れしたミズナラの林が白く煙った雨と相まって荘厳な雰囲気を漂わせていた。
野付半島を後にし、途中のホームセンターでくま撃退スプレーを購入して、羅臼温泉野営場へ。
隣接している熊の湯に入り、裸で横たわって星を眺めた。たまに自動車のハイビームが木の葉の隙間を縫って届き、湯気と交錯して、光の束が熊の湯を照らしていた。偶然の芸術ほど感動するものだ。
羅臼温泉野営場はほかに人がいないのではないかと思えるほど静かで、その頃には天の川が見えるほどに空が晴れていた。
ただそれだけのことだが、今回の遠征は楽しくなりそうだと感じた。
9/1(日)
6時には出発して、知床峠に向かった。
とんでもなく晴れていて、国後島も羅臼岳もくっきりと見えている。これはとても期待が持てる。
今回は岩尾別からのルートを選んだため、岩尾別へ向かう。
思っていたよりも整備された道で終始歩きやすかった。
ガサガサ音がなるとシマリスが顔を出してくれた。シマリスは北海道の山では高頻度で遭遇する。セントラルパークのリス並みにすぐ見慣れる。
3時間半ほど歩いて山頂へ、1400mUPで距離も長かったが歩きやすいせいか思ったほど疲れなかった。しかし、山頂に近づくほどガスが濃くなっていき、山頂では視界0となってしまった。
ここで"山の天気は変わりやすい"という格言を"山の天気は悪くても待っていれば晴れる"というポジティブ解釈に変換してみんなで1時間待つという作戦に出た。
しかし、1時間経っても全然変わらず、山頂は強風でとても寒く、いつしかだれかが下山しようという言葉を待っている雰囲気になっていた。
だけど平地の天気が良いことはわかっていたので、諦めの悪い自分はあと5分いようという言葉をスヌーズで繰り返し、いつの間にやら1時間半が経っていた。。。
さすがにもう降りようかなと思っていた頃
「晴れてきた!!」
とどこかから聞こえてきた。
すると、じわじわとガスが晴れていき、最後にはくっきりと日本海と知床五湖が目に飛び込んできた。
はっとして振り返ると反対には国後島も見えてきた。
わくわくが抑えられず、すぐに南方を見ると、今朝走った知床峠が見え、その先には昨日行った野付半島まで見える。
数秒前には見えなかった大展望にみんな我を忘れて歓声をあげていた。
「正直晴れないだろと思っていました」
「いつ下りるんだろうと思ってました」
とミキプルーンとたれおから、そんな二人に満面のドヤ顔をお見舞いした。
後に知ることだが、これがすべての始まりで今回の遠征は初日と最終日すべて晴れるのだった。
本来thetaの画像はhtmlでブログに埋め込めるのに、アメブロはそういうことができない。。。





