福岡県は中国や朝鮮半島に近いという地理的条件の影響を受け、古代から多くの歴史に富んでいる。

弥生時代、稲作が日本で最初に伝来した地といわれている(ただし異説あり)。『魏志倭人伝』によれば現在の福岡市西区・前原市・糸島郡の辺りに伊都国が存在し、現在の福岡市博多区の辺りに奴国が存在したと伝えられている。奴国については、江戸時代に志賀島の農民により金印が発見され、実在が確認されている。また同書に書かれている中国の皇帝から「親魏倭王」の金印を授かった女王卑弥呼が統治した邪馬台国も福岡県に存在したとする説が唱えられているが、これについては近畿地方にあったとする説と真っ向から対立しており、いわゆる「邪馬台国論争」となっており現在も解明されていない(両説に含まれない他地域にあったとする研究者も少なからずいる)。