さてさて宮川発電所ですが
毎度おなじみ関西地方電気事業百年史によりますと
宮川電業所が大正11年9月に5kwで運転開始
昭和17年廃止となっております
昭和12年の電気事業要覧によりますと
有効落差10.6m、水量0.08m3/sとなっております
おじさんから
道からそのまま行くと獣除けの網・柵があるので
「こっち通ってたらええわよー」と
家の裏を通して頂けました
(右側は家なのでモザイクかけてます)
.
逸る心に写真もブレております
おじさん
が
残っていたものは
想像してたのとは
違っていたのです
もうヤバヤバ
ストロボ焚くとなお一層
よくぞ私がここに来るまで
墜ちずにいてくれたもんだ!
触ると落ちそうで
もうヒヤヒヤ
これは2015年秋
そん時にゃぁこんなことになってるとは考えてもいなかった
この頃からびんぼっちゃまだったのか?
そしてこちらは余水管
陶管っぽいですがこちらは見事にポキリ
ちなみに2015年秋はこんな感じ
水槽からの出具合
興味の無い者にとってはどうでもいい画像なんだろうなぁ
と思いつつもこの2本がキチンと納まるアングルを決めるのに必死になる
水槽に上がってみました
水槽はというと完全に埋まっていました
上流側をみてもそれらしい痕跡はあまり無さそうなので
今回は水路を辿るのは止めときましたわ
清水町史によると
この発電所のおかげでこの辺は清水町のなかでも一番最初に電気が灯ったそうな
今から考えるとたかだか5kwなんだけど
こういう小さい廃水力発電所に来たり
町村誌で電気が灯った頁を読むと
電気に対する先人の苦労なり喜びを知ったり
今普通に使っている電気の有難みを改めて考えさせられるのです
そして次来る時まで墜ちずにいてくれよ!