慶応通信(経済学部)卒業を目指した学習ノート

慶応通信(経済学部)卒業を目指した学習ノート

2020年9月からの慶応通信(経済学部)の学習記録

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小論文対策で重要なのは、スケジューリング、書籍の選定、文章の作成と推敲の3点である。

1点目のスケジュールは、確実に余裕を持った期限設定を自らに課しても実現が困難であることを踏まえて、1週間前の提出を目指したい。必ず想定外の仕事・用事が入るし自身の体調不良の可能性もある。

二点目の書籍の選定自体も、評価対象となっていると思われる。「自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び」とあるので、読みやすい本や自分の好きな本を関連付けるということは不可であろう。”学びたい”とうことは、”過去に学んだ”ことではなく、学びたい経済学なり文学なりの書籍を選ばなくてはいけない。

第三は、一番できないことである。時間的余裕もないし、早く提出して終わらせたい気持ちもあるかもしれない。しかし、作成した文章を数日間おいておいて、まっさらな態度で文章推敲をしないと、誤字脱字や論理展開の修正に気が付きにくいためである。また、他人に呼んでもらう、他人に書いてもらうという輩もいるかもしれない。しかし、下記の理由から採点者にはわかってしまうもということは、大学の非常勤講師を長年務めてきて幾多の大学生の文章を採点してきた者として認識している。他人の文章・ネットからのコピペは、一文や一文節であっても違和感を感じるのが小論文である。

何百人分なのか何千人分なのかは不明だが同じテーマで採点をし続けている評価者は、本テーマの小論文を評価するプロであり一瞥しただけで合否の判断がつくぐらいの能力を身に着けている。その方たちに評価してもらうためには、十分な時間をかけて自分と向き合い720文字の中にアピール(表現)をしなければならない。そして、合格通知を受け取った後、改めて読み返すと、再度誤字脱字や論理構成のおかしいところ、このことを書き足せばよかったと思う事柄が出てくるのである。