「結果」を出すという意味は、研修などの直後のアンケート結果ではありません。
直後の結果が必要なのは、講師を派遣した会社と社内の研修企画者だけです。
直後の研修や講師評価は、実行と検証がありませんから、結果とはいえません。
社内の研修企画者にとっての「結果」と「評価」は、
研修やコンサルティングの実践の後の結果です。
もちろん研修直後の反応を確認することも必要ですが、
最終での「投資効果」を確認したいものです。
例えば1ヶ月後と3ヶ月後の成果を、提出してもらうやり方もあります。
結果の出し方は、研究開発部と生産部と営業部を比較すると、それぞれが異なります。
「結果の出し方」は、クライアントニーズに合わせ、成果イメージを明確にすることが大切です。
この話し合いをあいまいにして、研修会社の標準アンケートだけで済ませないことです。
MTSコンサルタントは、自分の研修知識やスキルだけでなく、
クライアントが求める「期待成果」を明確にすることからスタートします。
これがクライアントとの「志」やビジョンを共有する第一段階です。
MTSによる研修やコンサルティングは、「結果を出すこと」を話し合うと自然に、その先にある志やビジョンが見えてきます。そしてステップ表や推進表に書き込むことになります。
「結果」を目指すことで、研修参加者・クライアント・講師は、三位一体になります。